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【金相場】連休明け26日のNY金相場は、世界的な株高を背景にリスク回避姿勢が一服し反落。中心限月の6月限は1トロイオンス1705.60ドル(-29.90ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。この日は時間外取引きのアジア市場では買いが先行し小高く推移した。その後、主要国の株価が軒並み堅調となった事で、投資家のリスク回避姿勢が一服。相対的に金商品は下押され軟調となった。また、英国ジョンソン首相が、新型コロナに関する安全基準を満たせば、百貨店やショッピングセンターなどの営業が6月から再開されると表明した事や、スペインのゴンザレス外相も7月から外国人観光客の受け入れを段階的に開始する事を示したほか、米カリフォルニア州も一定の条件下での小売店と礼拝施設の再開を許可するなど、世界各国で経済活動再開の動きが広がっており、金は相場を圧迫される展開となった。
国内の金相場は、売り優勢に反転したNY相場を映し続落。買取ベースでは1gあたり6,428円(-90円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
05/27 6428円 (-90円)
05/26 6518円 (-10円)
05/25 6528円 (+22円)
05/22 6506円 (-74円)
05/21 6580円 (-7円)
05/20 6587円 (+62円)
05/19 6525円 (-78円)
05/18 6603円 (+88円)
05/15 6516円 (+60円)
05/14 6455円 (+37円)
10日間の金相場平均価格:6,525円/g
【パラジウム相場】連休明け26日のNYパラジウムは、原油高や世界的な株高を背景に買われ反発。中心限月の6月限は1トロイオンス1989.10ドル(+12.00ドル)と、3営業日ぶりに値を上げて取引きを終了。前週末には利確売りが出て軟調となった事から、この日のパラジウムは時間外取引のアジア市場より安値拾いの買いが膨らみ上昇。世界経済の活動再開や、原油高も好材料となり相場は一時2053ドルまで急騰した。また、発表された米国経済指標がまずまずな内容となったほか、世界的な株高進行、新型コロナのワクチン開発をめぐり、米バイオテクノロジー企業のノババックスが初期段階の臨床試験(治験)を開始したと発表したことも、好材料となった。しかし、買い一巡後は利確売りや、米中関係への先行き不安が重しとなり、上げ幅を縮小する展開となった。
国内のパラジウムは、連休明けのNY市場では買いに転じるも、時間外取引での水準より下回った事を受け反落。買取では1gあたり7,425円(-237円)と、マイナス圏に反転しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
05/27 7425円 (-237円)
05/26 7662円 (+171円)
05/25 7491円 (-275円)
05/22 7766円 (-94円)
05/21 7860円 (+264円)
05/20 7596円 (+72円)
05/19 7524円 (+396円)
05/18 7128円 (+121円)
05/15 7007円 (+66円)
05/14 6941円 (-110円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,440円/g
11:15現在の金相場は1トロイオンス1709.05ドル、パラジウムは1975.15ドル、為替は1$107円53銭前後の値動きで推移しております。