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【金相場】10日のNY金相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策発表を控えて様子見ムードが広がる中、ほぼ横ばいで推移。中心限月の8月限は1トロイオンス1720.70ドル(-1.20ドル)と、小幅ながら3営業日ぶりに値を下げ、小反落して取引きを終了。この日の金相場は、FOMCの結果発表を控えて様子見ムードが広がり、全体的に小動きな展開となった。朝方発表された5月の米消費者物価指数(CPI)が前月から0.1%低下し、マイナスが3カ月連続となった事で一時的に買われる場面もあったが、動きは限定的となり、引けにかけてマイナス圏に沈下した。一方、通常取引き終了後に発表された連邦公開市場委員会(FOMC)声明では、事実上のゼロ金利政策(2022年末まで)や、量的金融緩和が維持されることが確認されると金相場は急伸。相場は時間外取引では一時1750ドル水準まで上昇し、一段高となった。
国内の金相場は、引け後に買い戻された海外相場を映し上昇。買取ベースでは1gあたり6,536円(+29円)と、値を伸ばし続伸しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
06/11 6536円 (+29円)
06/10 6507円 (+34円)
06/09 6473円 (-24円)
06/08 6497円 (-83円)
06/05 6580円 (+74円)
06/04 6506円 (-76円)
06/03 6582円 (+9円)
06/02 6573円 (+11円)
06/01 6562円 (+77円)
05/29 6485円 (+26円)
10日間の金相場平均価格:6,530円/g
【パラジウム相場】10日のNYパラジウム相場は、弱かった米国経済指標や株安などを背景に売られ続落。中心限月の9月限は1トロイオンス1930.80ドル(-36.30ドル)と、売り優勢で取引きを終了。利確売りに押された前日相場の安値反動から、この日のパラジウムは時間外取引では買いが先行し小高く推移した。一方、発表された米国経済指標(5月の米消費者物価指数)が低調な結果となると、次第に売り優勢に反転。株式相場も軟調に推移したほか、午後に発表されるFOMC結果を控え手仕舞う動きが広がった事で、結局マイナス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、軟調となったNY相場や円高要因を受けて続落。買取では1gあたり7,304円(-154円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
06/11 7304円 (-154円)
06/10 7458円 (-171円)
06/09 7629円 (+105円)
06/08 7524円 (+93円)
06/05 7431円 (±0円)
06/04 7431円 (-66円)
06/03 7497円 (+94円)
06/02 7403円 (+22円)
06/01 7381円 (+33円)
05/29 7348円 (-72円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,441円/g
12:10現在の金相場は1トロイオンス1751.60ドル、パラジウムは1946.90ドル、為替は1$106円92銭前後の値動きで推移しております。