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【金相場】週明け15日のNY金相場は、売り買いが交錯する中、マイナスサイドで推移し続落。中心限月の8月限は1トロイオンス1727.20ドル(-10.10ドル)と、売り優勢で取引きを終了。この日の金相場は、時間外取引のアジア市場では買いが旺盛となり、相場は一時1743ドル超まで上昇した。その後、通常取引に入ると米国株が反落して寄り付いたほか、他の貴金属相場などの下落もあり、金相場は損失補填(ほてん)などの換金売りに圧迫され、売り優勢に反転した。ただ、その後は株式相場の反転上昇を受け、他の商品にも買い戻しが入り、金相場は下げ幅を縮小。外国為替市場で主要通貨に対するドル安が進んだことも、ドル建てで取引される金の支援材料となり、売り一巡後は再度買い戻される展開となった。
国内の金相場は、横ばい圏ながら小幅安に転じ反落。買取ベースでは1gあたり6,526円(-6円)と、小幅に値を下げ、マイナス圏に転じました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
06/16 6526円 (-6円)
06/15 6532円 (+43円)
06/12 6489円 (-47円)
06/11 6536円 (+29円)
06/10 6507円 (+34円)
06/09 6473円 (-24円)
06/08 6497円 (-83円)
06/05 6580円 (+74円)
06/04 6506円 (-76円)
06/03 6582円 (+9円)
10日間の金相場平均価格:6,523円/g
【パラジウム相場】週明け15日のNYパラジウム相場は、リスク回避の動きが圧迫要因となったが、原油反発や株安一服を背景に買い入るなどまちまち。中心限月の9月限は1トロイオンス1933.10ドル(-5.40ドル)と、小幅ながら反落して取引きを終了。新型コロナウイルス感染拡大「第2波」への警戒感が続く中、この日のパラジウムは時間外取引では売りが先行し安寄りした。また、リスク回避の強まりから、米国株が下げてスタートした事も圧迫材料となり一時1900ドルを割るなど軟調となった。しかし、原油相場の反発や、他貴金属の戻りを眺めて次第に買い戻しが台頭。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が米企業の社債買い入れを開始すると発表すると、株式相場も下げを埋めてプラス圏に反転した事が好材料となり、前日終値水準まで切り返す展開となった。
国内のパラジウムは、引け後の戻りを受けて上昇。買取では1gあたり7,321円(+88円)と、5営業日ぶりに値を上げ、反発しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
06/16 7321円 (+88円)
06/15 7233円 (-55円)
06/12 7288円 (-16円)
06/11 7304円 (-154円)
06/10 7458円 (-171円)
06/09 7629円 (+105円)
06/08 7524円 (+93円)
06/05 7431円 (±0円)
06/04 7431円 (-66円)
06/03 7497円 (+94円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,412円/g
12:25現在の金相場は1トロイオンス1743.50ドル、パラジウムは1959.70ドル、為替は1$107円56銭前後の値動きで推移しております。