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【金相場】2日のNY金相場は、力強い内容となった米国雇用統計の発表後に下落したものの、安値拾いの買いなどが入り反発。中心限月の8月限は1トロイオンス1790.00ドル(+10.10ドル)と、買い優勢で推移しプラス圏に転じて取引きを終了。米労働省が朝方に発表した6月の雇用統計は、景気動向を反映する非農業部門の就業者数と失業率がそろって市場予想に比べて良好な結果となった事から、投資家のリスク回避姿勢が後退する中で金は相場を圧迫され序盤は売りが先行した。また、対ユーロでのドル高進行も割高感を与え圧迫材料となった。ただ、この日の安値を付けた後は、先高感からの安値拾いの買い戻しやチャート絡みの買いが入り、午後にかけてプラス圏に反転。米独立記念日の3連休入りを前に持ち高調整の買いも見られ、結局この日は買い優勢で取引きを終えた。
国内の金相場は、買い優勢となったNY相場を映し反発。買取ベースでは1gあたり6,699円(+38円)と、値を上げプラス圏に反転しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
07/03 6699円 (+38円)
07/02 6661円 (-73円)
07/01 6734円 (+64円)
06/30 6670円 (+21円)
06/29 6649円 (+22円)
06/26 6622円 (+2円)
06/25 6620円 (+5円)
06/24 6615円 (+20円)
06/23 6595円 (+22円)
06/22 6573円 (+94円)
10日間の金相場平均価格:6,644円/g
【パラジウム相場】2日のNYパラジウム相場は、良好な内容となった米国雇用統計や、原油高・株高を背景に買われるも、ドル高が重しとなり売り買いが交錯。中心限月の9月限は1トロイオンス1927.60ドル(-3.10ドル)と、小幅ながらマイナス圏で取引きを終了。この日は、前日の下げを受けて安値拾いが入った事から序盤は買いが先行した。また、米雇用統計の改善を受けて、投資家が運用リスクを取りやすくなった事から原油や株式が上昇。パラジウムも連れて上昇し堅調となった。ただ、一方で外国為替市場では対ユーロでドル高が進んだ事から割高感が意識されると、次第に相場を圧迫され結局マイナス圏で引けた。
国内のパラジウムは、小幅ながら値を下げたNY相場を映し続落。買取では1gあたり7,161円(-33円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
07/03 7194円 (-61円)
07/02 7194円 (-61円)
07/01 7255円 (+99円)
06/30 7156円 (+66円)
06/29 7,090円 (+77円)
06/26 7013円 (-110円)
06/25 7123円 (-170円)
06/24 7293円 (±0円)
06/23 7293円 (+181円)
06/22 7112円 (-49円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,169円/g
14:00現在の金相場は1トロイオンス1791.20ドル、パラジウムは1918.55ドル、為替は1$107円52銭前後の値動きで推移しております。