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【金相場】連休明け6日のNY金相場は、世界的に株高が進むも、ドル安を背景に買いが優り上伸。中心限月の8月限は1トロイオンス1793.50ドル(+3.50ドル)と、小幅ながら値を伸ばして取引きを終了。この日の外国為替市場では、対ユーロでドル安が進行した事から、金商品への割安感につながり序盤より買いが先行した。また、新型コロナウイルスの新規感染者が米国南部や西部を中心に急増しており、感染再拡大の懸念から、安全資産としての金に買いが入った面もあった。一方、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した6月の非製造業景況感指数が過去最大の上げ幅となり、好不況の境目となる50を3カ月ぶりに上回る良好な結果となった。これを受け株式相場が上昇し、ナスダック総合指数は過去最高値を更新するなど、リスク選好意欲の高まりを背景に金は上値を抑えられる展開となった。
国内の金相場は、連休明けのNY相場が買い優勢となった事を映して上伸。買取ベースでは1gあたり6,724円(+11円)と、値を伸ばし3日続伸。先週1日に付けた史上最高値(6,734円)圏内に再浮上しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
07/07 6724円 (+11円)
07/06 6173円 (+14円)
07/03 6699円 (+38円)
07/02 6661円 (-73円)
07/01 6734円 (+64円)
06/30 6670円 (+21円)
06/29 6649円 (+22円)
06/26 6622円 (+2円)
06/25 6620円 (+5円)
06/24 6615円 (+20円)
10日間の金相場平均価格:6,671円/g
【パラジウム相場】連休明け6日のNYパラジウム相場は、世界的な株高などリスク選好意欲の高まりを背景に買われ3営業日ぶりに急反発。中心限月の9月限は1トロイオンス1952.30ドル(+24.70ドル)と、買い優勢で取引きを終了。この日のパラジウムは、ドル安を背景に時間外取引より買いが先行し上昇した。また、日本や中国、欧州株が堅調となったほか、発表された米国経済指標(6月ISM非製造業景況感指数)が、予想以上に上昇した事から、米国株も堅調に推移すると、パラジウムも連れ高となり上げ幅を拡大。相場は一時1959ドルまで上昇する場面もあり、この日は終始買い優勢の展開となった。
国内のパラジウムは、急反発した連休明けのNY相場を映し上伸。買取では1gあたり7,244円(+72円)と、7,200円台にのせ、先週1日(1週間)ぶりの高値に値戻しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
07/07 7244円 (+72円)
07/06 7172円 (+11円)
07/03 7194円 (-61円)
07/02 7194円 (-61円)
07/01 7255円 (+99円)
06/30 7156円 (+66円)
06/29 7,090円 (+77円)
06/26 7013円 (-110円)
06/25 7123円 (-170円)
06/24 7293円 (±0円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,170円/g
12:50現在の金相場は1トロイオンス1798.35ドル、パラジウムは1947.15ドル、為替は1$107円38銭前後の値動きで推移しております。