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【金相場】7日のNY金相場は、投資家のリスク選好意欲が後退する中、安全資産としての需要から買われ3日続伸。中心限月の8月限は1トロイオンス1809.90ドル(+16.40ドル)と、2011年9月相場以来およそ8年10カ月ぶりの高値で取引を終了。未明の外国為替市場では、ドル買い・ユーロ売りが進行し金商品は割高感から相場を圧迫され、序盤は売りが先行した。早朝には一時1781.20ドルの安値を付けた。その後、米国株価が下落して始まると買い戻しが優勢となり反転上昇。相場は1800ドルの節目を再び突破すると、一時1810.80ドルまで上げ幅を拡大した。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に歯止めがかからず、景気低迷が長期化するとの懸念が引き続き金の先高感を後押しし、相場は午後に入っても高値圏で推移し、この日一代高値を更新した。
国内の金相場は、価格水準を切り上げたNY相場を映し4日上伸。買取ベースでは1gあたり6,778円(+54円)と、先週1日に付けた歴代高値を上抜き、史上最高値を更新しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
07/08 6778円 (+54円)
07/07 6724円 (+11円)
07/06 6173円 (+14円)
07/03 6699円 (+38円)
07/02 6661円 (-73円)
07/01 6734円 (+64円)
06/30 6670円 (+21円)
06/29 6649円 (+22円)
06/26 6622円 (+2円)
06/25 6620円 (+5円)
10日間の金相場平均価格:6,687円/g
【パラジウム相場】7日のNYパラジウム相場は、売り買いが交錯する中で小幅安で引け小反落。中心限月の9月限は1トロイオンス1951.60ドル(-0.70ドル)と、横ばいながらマイナス圏に転じて取引を終了。この日のパラジウムは、ドル高の進行を背景に序盤より売られ軟調となった。また、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、投資家心理が落ち込む中、米国株の下げに連れてパラジウムも売りが進むも、金がおよそ8年10カ月ぶりの高値を更新した事や、他貴金属の上昇が追い風となり、結局前日終値水準まで戻して取引を終えた。
国内のパラジウムは、小動きな展開となったNY相場を映し横ばい推移。買取では1gあたり7,244円(±0円)と、前日比変わらずの値動きとなりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
07/09 7244円 (±0円)
07/08 7244円 (+72円)
07/07 7244円 (+72円)
07/06 7172円 (+11円)
07/03 7194円 (-61円)
07/02 7194円 (-61円)
07/01 7255円 (+99円)
06/30 7156円 (+66円)
06/29 7,090円 (+77円)
06/26 7013円 (-110円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,165円/g
14:30現在の金相場は1トロイオンス1809.55ドル、パラジウムは1946.90ドル、為替は1$107円58銭前後の値動きで推移しております。