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【金相場】週末17日のNY金相場は、米国内での新型コロナウイルスの感染再拡大が懸念される中、対ユーロでのドルの下落を背景に買われ反発。中心限月の8月限は1トロイオンス1810.00ドル(+9.70ドル)と、買い優勢で取引きを終了。なお、週間ベースでは6週連続プラスでの越週となり、上げ幅は+127ドル(+7%)となった。米国南部や西部を中心に新型コロナの感染者が急増する中、経済活動の再規制に対する警戒感が強まっており、安全資産とされる金が買われた。また、発表された米国経済指標が弱い内容となった事で、対ユーロでドル安が進行したほか、週末を控えた持ち高調整、チャート絡みの買いも相場を支え、プラス圏で取引きを終えた。
国内の金相場は、堅調な動きとなった週末のNY相場を映し上昇。買取ベースでは1gあたり6,811円(+20円)と、3営業日ぶりに値を上げ反発しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
07/20 6811円 (+20円)
07/17 6791円 (-9円)
07/16 6800円 (-16円)
07/15 6816円 (+27円)
07/14 6789円 (+33円)
07/13 6756円 (-44円)
07/10 6800円 (-2円)
07/09 6802円 (+24円)
07/08 6778円 (+54円)
07/07 6724円 (+11円)
10日間の金相場平均価格:6,787円/g
【パラジウム相場】週末17日のNYパラジウム相場は、ドル安による割安感やテクニカル要因から買いが殺到し急伸。中心限月の9月限は1トロイオンス2071.70ドル(+46.60ドル)と、3営業日続伸し、中心終値では5月20日相場以来およそ2ヶ月ぶりの高値を更新して取引きを終了。なお、週間では3週連続でプラスでの越週となり、上げ幅は+177.30ドル(+8.5%)となった。この日のパラジウムは、買い地合いとなった前2営業日の流れを引き継ぎ、序盤より堅調に推移した。また、外国為替市場ではドルが軟調となった事や、需給バランスの観点から買いが旺盛となり急騰。相場は一時2080ドル水準まで上げ幅を拡大する場面もあった。一方、米国内での新型コロナウイルスの感染再拡大が懸念され、リスク選好意欲が鈍化しているほか、発表された米国経済指標が冴えない内容だった事もあり、それらが上値を重くする要因となったが、週末を控えた持ち高調整買いや、テクニカルな買いに支えられ、そのまま高値圏を維持して取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は、約2ヶ月ぶりの高値で引けた週末のNY相場を映し急伸。買取では1gあたり7,508円(+116円)と、7,500円台にのせるなど一段高となり、6月9日相場以来およそ1ヶ月半ぶりの高値となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
07/20 7508円 (+116円)
07/17 7392円 (+22円)
07/16 7370円 (-11円)
07/15 7381円 (-33円)
07/14 7414円 (+66円)
07/13 7348円 (+137円)
07/10 7211円 (±0円)
07/09 7211円 (-33円)
07/08 7244円 (±0円)
07/07 7244円 (+72円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,332円/g
15:10現在の金相場は1トロイオンス1813.60ドル、パラジウムは2066.85ドル、為替は1$107円24銭前後の値動きで推移しております。