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【金相場】週明け17日のNY金相場は、ドル安の流れや、金鉱山株が急伸した事が材料視され急反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1998.70ドル(+48.90ドル)と、10日相場(約1週間)ぶりの高値に戻して取引きを終了。この日発表された8月のNY連銀製造業景気指数が低調な内容となった事から、この日は序盤より買いが先行し上昇した。また、外国為替市場ではドル安が進んだ事により割安感が意識されたほか、著名資産家のウォーレン・バフェット氏がポートフォリオに金鉱山株のバリックを加えた事で、ニューモントや、キンロス・ゴールド、ハーモニー・ゴールド・マイニングなど金鉱山株が急伸。現物の金商品も買いが旺盛となり、相場は一時2000.80ドルと大台の2000ドル台に浮上した。その後は、19日に米国FRBが公表する連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が意識され様子見の展開となった。
国内の金相場は、週明けのNY相場が急反発した事を受け上伸。買取ベースでは1gあたり7,385円(+125円)と、大きく値を伸ばし、11日相場以来およそ1週間ぶりの高値となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
08/18 7385円 (+125円)
08/17 7260円 (+53円)
08/12 7207円 (-353円)
08/11 7560円 (-116円)
08/07 7676円 (+117円)
08/06 7559円 (+43円)
08/05 7516円 (+152円)
08/04 7364円 (-8円)
08/03 7372円 (+176円)
07/31 7196円 (-72円)
10日間の金相場平均価格:7,410円/g
【パラジウム相場】週明け17日のNYパラジウム相場は、ドル安による割安感や、原油高、他貴金属の上昇を受け急反発。中心限月の9月限は1トロイオンス2233.80ドル(+90.00ドル)と、前週末の下げを埋め、10日相場以来およそ1週間ぶりの高値に戻して取引きを終了。利確売りに押された前週末相場を受け、この日は値頃感が意識され時間外取引より買いが先行した。また、原油相場が大幅反発し、約5ヶ月ぶりの高値水準に達した事が好感されたほか、金や銀など他貴金属が堅調となった事も支援材料となり、パラジウムも上げ幅を拡大。相場は一時2247ドルまで急騰した。その後は、米国株が軟調となった事を受け上値を抑えられるも、ドル安による割安感が買い支えとなり、そのまま高値圏で引けた。
国内のパラジウムは、大幅反発した週明けのNY相場を映し上伸。買取では1gあたり7,975円(+33円)と、値を伸ばし、11日相場(1週間ぶり)の高値となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
08/18 7975円 (+33円)
08/17 7942円 (+203円)
08/12 7739円 (-484円)
08/11 8223円 (+28円)
08/07 8195円 (+187円)
08/06 8008円 (+203円)
08/05 7805円 (+55円)
08/04 7750円 (+50円)
08/03 7700円 (+88円)
07/31 7612円 (-347円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,895円/g
13:25現在の金相場は1トロイオンス2004.95ドル、パラジウムは2215.60ドル、為替は1$105円68銭前後の値動きで推移しております。