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【金相場】26日のNY金相場は続伸。中心限月の4月限は1トロイオンス1210.10ドル(+8.60ドル)と2日続伸し、13日相場以来およそ2週間ぶりの高値で取引きを終了。この日の金相場は、利上げを急がないとしたイエレン議長の議会証言内容や、春節明けの中国勢による買いが続き、前日の流れを継いで序盤より堅調に推移。また、最近の安値反動からも買われ、相場は一時1220ドル圏内まで上昇した。その後、発表された米の経済指標が強弱まちまちとなった中、1月の米耐久財受注額が市場予想を上回り、経済活動への信頼感が高まった事から、ドルが主要通貨に対して上昇。ドル建ての金は割高感から相場を圧迫され上げ幅を縮小するも、終値ではプラス圏を維持し2週間ぶりの高値でこの日の取引きを終えた。
国内の金相場は海外相場高や、為替がドル高に振れた事を映して反発。買取ベースでは1gあたり4,976円(+39円)と、最近の弱地合いから切り返し、先週17日以来およそ1週間半ぶりの高値となりました。
《2月の金相場価格推移(買取)》
02/27 4976円 (+39円)
02/26 4937円 (-1円)
02/25 4938円 (+4円)
02/24 4934円 (-9円) ※最安値
02/23 4943円 (-18円)
02/20 4961円 (-4円)
02/19 4965円 (-1円)
02/18 4966円 (-54円)
02/17 5020円 (-9円)
02/16 5029円 (+12円)
02/13 5017円 (-38円)
02/12 5055円 (-6円)
02/10 5061円 (+3円)
02/09 5058円 (-56円)
02/06 5114円 (-22円)
02/05 5136円 (+31円)
02/04 5105円 (-42円)
02/03 5147円 (-21円)
02/02 5168円 (+42円) ※最高値
2月の金平均価格:5,028円/g
【パラジウム相場】26日のNYパラジウム相場は続伸。中心限月の6月限は1トロイオンス811.05ドル(+1.75ドル)と4営業日続伸し、前日同様およそ1ヶ月半ぶりの高値で取引きを終了。この日のパラジウムは全体的に薄商いの中、前日まで3日連続高となった買いの流れを継いで序盤より上昇した。途中、発表された米の経済指標を背景に、外為市場ではドルが上昇した事から相場を圧迫されたほか、金やプラチナなどが上げ幅を縮めた事を眺めてパラジウムも下押されたが、力強い米の経済成長観測から需給バランスを意識した買いもあり、プラス圏を維持してこの日の取引きを終えた。4日連続高は1月8日〜13日相場以来最長となり、中心終値では1月13日相場以来(およそ1ヶ月半ぶり)の高値となった。
国内のパラジウム相場は上伸した前日の海外相場や、為替要因から値を伸ばし続伸。買取では1gあたり3,299円(+27円)と4営業日続伸し、買取では3,300円圏内まで急騰。先月14日に付けた年初来高値(3,283円/g)を上抜いて、およそ2カ月ぶりの高値を更新するなど一段高となりました。
《本日までの2月パラジウム相場価格推移(買取)》
02/27 3299円 (+27円) ※最高値
02/26 3272円 (+43円)
02/25 3229円 (+32円)
02/24 3197円 (+16円)
02/23 3181円 (-16円)
02/20 3197円 (+38円)
02/19 3159円 (-32円)
02/18 3191円 (+5円)
02/17 3186円 (-22円)
02/16 3208円 (+54円)
02/13 3154円 (-5円)
02/12 3159円 (-5円)
02/10 3164円 (-17円)
02/09 3181円 (+11円)
02/06 3170円 (-11円)
02/05 3181円 (+27円)
02/04 3154円 (-5円)
02/03 3159円 (+70円)
02/02 3089円 (-32円) ※最安値
2月現在までのパラジウム平均価格:3,180円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:30現在の金相場は1トロイオンス1211.30ドル、パラジウムは814.55ドル、為替は1$119円22銭前後の値動きで推移しております。