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【金相場】週明け31日のNY金相場は、対ユーロでのドル安進行に伴う割安感が支援材料となり続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1978.60ドル(+3.70ドル)と、小幅ながら値を伸ばし買い優勢で取引きを終了。この日、外国為替市場ではドル安・ユーロ高が進行。ドル建てで取引される金の割安感が生じ序盤より買いが先行した。また、米連邦準備制度理事会(FRB)によるインフレ目標柔軟化の新方針決定を受けて、超低金利政策の長期化観測が台頭する中、一段のドル安への期待や、金への資金流入が続くとの見方が広がり、相場は一時1985.80ドルまで上昇した。ただ一方で、投資家のリスク選好意欲が持ち直しており、一部で利確売りが出やすかった事で、上値を抑えられる展開となった。
国内の金相場は、買いが継続した週明けのNY相場を映し上伸。買取ベースでは1gあたり7,323円(+31円)と、値を伸ばし、19日相場以来およそ2週間ぶりの高値となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
09/01 7323円 (+31円)
08/31 7292円 (+66円)
08/28 7226円 (-40円)
08/27 7266円 (+50円)
08/26 7216円 (+25円)
08/25 7191円 (-11円)
08/24 7208円 (-55円)
08/21 7263円 (+63円)
08/20 7200円 (-214円)
08/19 7414円 (+29円)
10日間の金相場平均価格:7,266円/g
【パラジウム相場】週明け31日のNYパラジウム相場は、ドル安による割安感や、中国の景気拡大が支援材料となり急伸。中心限月の12月限は1トロイオンス2279.30ドル(+47.80ドル)と、月初来高値を抜いて、7月28日相場以来およそ1ヶ月ぶりの高値で取引きを終了。外国為替市場ではドルがユーロに対して軟調となった事を受け、ドル建てのパラジウムは割安感が意識され序盤より買いが先行した。また、発表された8月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が、6カ月連続で好不況の境目である50を上回り、同国の景気拡大が示された事から、パラジウムには買いが入り急伸。相場は一時2323.30ドルの高値を付けるなど、節目の2300ドルを突破した。その後、米国株が下げた事に連れて上値を重くするも引き続き買い支えが入り、この日も大幅高で引けた。
なお、月間ベースでは前月比+134.00ドル(+5.8%)となり、2ヶ月連続でプラス推移となった。
国内のパラジウムは、大幅続伸し一段高となった週明けのNY相場を映し上げ幅を拡大。買取では1gあたり8,261円(+165円)と、8,200円台に乗せ、7月29日相場以来およそ1ヶ月ぶりの高値となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
08/31 8096円 (+33円)
08/28 8063円 (+33円)
08/27 8030円 (±0円)
08/26 8030円 (-17円)
08/25 8047円 (+77円)
08/24 7970円 (-55円)
08/21 8025円 (-5円)
08/20 8030円 (+11円)
08/19 8019円 (+44円)
08/18 7975円 (+33円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,029円/g
13:30現在の金相場は1トロイオンス1991.15ドル、パラジウムは2309.55ドル、為替は1$105円68銭前後の値動きで推移しております。