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【金相場】1日のNY金相場は、ドル相場の値動きを眺めて売り買いが交錯。中心限月の12月限は1トロイオンス1978.90ドル(+0.30ドル)と、横ばい圏ながら小幅高に振れ3日続伸。終値では8月18日相場以来およそ2週間ぶりの高値で取引きを終了。朝方のドル安・ユーロ高の流れの中では、ドル建てで取引される商品としての割安感から金買いが先行した。また、米連邦準備制度理事会(FRB)がゼロ金利政策を長期間維持する方針を示したことも、金利を生まない金の支援材料となり、相場は一時大台の2000ドルを突破し、2001.20ドルまで急伸した。ただ、米サプライ管理協会(ISM)が発表した8月の米製造業景況指数が堅調となった事でドル指数が持ち直し、金は相対的に相場を圧迫され前日終値水準まで売り戻される展開となった。
国内の金相場は、小幅ながら上伸したNY相場を映し3日続伸。買取ベースでは1gあたり7,333円(+10円)と、直近高値を上抜いて、8月19日相場(約2週間)ぶりの高値となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
09/02 7333円 (+10円)
09/01 7323円 (+31円)
08/31 7292円 (+66円)
08/28 7226円 (-40円)
08/27 7266円 (+50円)
08/26 7216円 (+25円)
08/25 7191円 (-11円)
08/24 7208円 (-55円)
08/21 7263円 (+63円)
08/20 7200円 (-214円)
10日間の金相場平均価格:7,252円/g
【パラジウム相場】1日のNYパラジウム相場は、米中両国の経済指標が力強い内容となったほか、株高など投資家のリスク選好意欲の高まりを背景に買いが旺盛となり急伸。中心限月の12月限は1トロイオンス2311.10ドル(+31.80ドル)と、3連日大幅高で推移し、節目の2300ドルを突破。中心終値では7月28日相場以来およそ1ヶ月ぶりの高値で取引きを終了。この日発表された中国の8月製造業購買担当者景気指数(PMI)が、約10年ぶりの高水準となった事を受け、パラジウムは時間外取引より買いが活発化し節目の2300ドル台に浮上した。また、外国為替市場ではドル安が進んだ事により割安感が意識されたほか、米サプライマネジメント協会(ISM)の製造業景況感指数も4カ月連続で上昇するなど、米中経済への楽観的な見方が広がり、株高が進むなど投資家のリスク選好意欲が改善。パラジウムも上げ幅を拡大し、相場は一時2344.70ドルを付けるなど一段高となった。その後、ドル指標の戻りや、利益を確定する動きも出た事で上値を抑えられるも、引き続き株高が支援材料となり、そのままプラス圏で取引きを終えた。大幅高となった3日間の上げ幅は+120.60ドル(+5.2%)となった。
国内のパラジウムは、買い地合いが継続したNY相場を映し急伸。買取では1gあたり8,393円(+132円)と、前日相場同様に3桁高の急伸となり4営業日続伸。直近高値を抜いて、7月28日相場(約1ヶ月)ぶりの高値を付け節目の8,300円台に浮上しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
09/02 8393円 (+132円)
09/01 8261円 (+165円)
08/31 8096円 (+33円)
08/28 8063円 (+33円)
08/27 8030円 (±0円)
08/26 8030円 (-17円)
08/25 8047円 (+77円)
08/24 7970円 (-55円)
08/21 8025円 (-5円)
08/20 8030円 (+11円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,095円/g
13:15現在の金相場は1トロイオンス1976.90ドル、パラジウムは2303.85ドル、為替は1$106円06銭前後の値動きで推移しております。