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2020年09月14日国内金相場は3営業日ぶりに値を下げた一方、パラジウムは約5ヶ月半ぶりの高値を付け価格水準を切り上げる展開に↑

【金相場】週末11日のNY金相場は、投資家のリスク選好意欲の高まりを背景に売られ、4営業日ぶりに反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1947.90ドル(-16.40ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。前日まで連日で上昇した中、この日は株式相場が昼すぎまでは堅調に推移し、リスク選好意欲の高まりから金は相場を圧迫された。また、外国為替市場ではドルが対ユーロで強含みに推移し、ドル建てで取引される金に割高感が生じたことも相場の重しとなった。その後、売り一巡後は買い戻しの動きもあったが、来週15-16日の両日に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え様子見ムードも広がった。

国内の金相場は、軟調となった週末のNY相場を映して反落。買取ベースでは1gあたり7,248円(-23円)と、3営業日ぶりに値を下げ、マイナス圏に転じました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

09/14  7248円 (-23円)

09/11  7271円 (+1円)

09/10  7270円 (+80円)

09/09  7190円 (-28円)

09/08  7218円 (-13円)

09/07  7231円 (+18円)

09/04  7213円 (-54円)

09/03  7267円 (-66円)

09/02  7333円 (+10円)

09/01  7323円 (+31円)

10日間の金相場平均価格:7,256円/g


【パラジウム相場】週末11日のNYパラジウム相場は、全体的に小動きな展開となり横ばい推移。中心限月の12月限は1トロイオンス2330.80ドル(-0.10ドル)と、小幅安で取引きを終了。この日のパラジウムは、序盤は週末を控えた持ち高調整から売りが先行した。その後、米国株が堅調となるなどリスク選好意欲の高まりを背景に買い戻されると、相場はプラスサイドに反転。一方で、ドル高の流れや金の下げが重しとなり、結局前日終値水準で引けた。

国内のパラジウムは、大幅高で推移し一段高へ。買取では1gあたり8,624円(+121円)と、大台の8,600円台に乗せ、4月1日相場以来およそ5ヶ月半ぶりの高値を記録し、価格水準を切り上げる展開となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

09/14  8624円 (+121円)

09/11  8503円 (-22円)

09/10  8525円 (+93円)

09/09  8432円 (-104円)

09/08  8536円 (+38円)

09/07  8498円 (-5円)

09/04  8305円 (+198円)

09/03  8305円 (-88円)

09/02  8393円 (+132円)

09/01  8261円 (+165円)

10日間のパラジウム相場平均価格:8,458円/g


11:25現在の金相場は1トロイオンス1954.60ドル、パラジウムは2352.80ドル、為替は1$106円14銭前後の値動きで推移しております。