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【金相場】15日のNY金相場は、換金目的で売られる場面も見られたがドル安を背景に買われ小幅続伸。中心限月の12月限月は1トロイオンス1966.20ドル(+2.50ドル)と、1日相場以来およそ2週間ぶりの高値で取引きを終了。この日から始まった米連邦公開市場委員会(FOMC)で、米連邦準備理事会(FRB)が金融緩和策の長期化を改めて示し、金利のつかない金に資金が流入しやすくなるとの思惑が広がり、時間外取引きより買いが先行した。また、外国為替市場では、対ユーロでドル安に転じる展開となったことを受け、ドル建てで取引される金商品に割安感が生じたことから上げ幅を拡大。相場は一時1982.40ドルを付けるなど、一段高となった。ただ、換金目的と見られる売りが観測されたほか、米FOMC内容を見極めたいとの見方から積極的な商いは手控えられ、買い一巡後は上値を重くした。
国内の金相場は、NY相場では小幅高に振れたものの為替が円高に傾斜した事を受け反落。買取ベースでは1gあたり7,227円(-47円)と、マイナス圏に転じ反落しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
09/16 7227円 (-47円)
09/15 7274円 (+26円)
09/14 7248円 (-23円)
09/11 7271円 (+1円)
09/10 7270円 (+80円)
09/09 7190円 (-28円)
09/08 7218円 (-13円)
09/07 7231円 (+18円)
09/04 7213円 (-54円)
09/03 7267円 (-66円)
10日間の金相場平均価格:7,241円/g
【パラジウム相場】15日のNYパラジウム相場は、ドル安による割安感や、テクニカルな買いが入り急騰。中心限月の12月限は1トロイオンス2414.50ドル(+90.10ドル)と、節目の2400ドルを突破し、中心終値では3月6日相場以来およそ6ヶ月半ぶりの高値を更新して取引きを終了。この日発表された中国経済指標が予想以上に堅調となった事から、パラジウムは時間外取引きより買いが先行し上昇した。また、外国為替市場ではドル安・ユーロ高が進んだ事を受け、ドル建てのパラジウムは割安感が意識されると上げ幅を拡大。テクニカルな買いも巻き込み相場は節目の2400ドルを突破すると、一時2454.60ドルまで急騰し約6ヶ月半(3月6日相場)ぶりの高値まで水準を切り上げる展開となった。
国内のパラジウムは、一段高となったNY相場を映し急騰。買取では1gあたり8,778円(+225円)と、4月1日相場以来およそ5ヶ月半ぶりの高値を更新。節目の8,700円台に突入するなど、価格水準を切り上げる展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
09/16 8778円 (+225円)
09/15 8553円 (-71円)
09/14 8624円 (+121円)
09/11 8503円 (-22円)
09/10 8525円 (+93円)
09/09 8432円 (-104円)
09/08 8536円 (+38円)
09/07 8498円 (-5円)
09/04 8305円 (+198円)
09/03 8305円 (-88円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,526円/g
13:20現在の金相場は1トロイオンス1974.60ドル、パラジウムは2409.55ドル、為替は1$105円27銭前後の値動きで推移しております。