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2020年09月18日ドル高や利確売りに押されたNY貴金属相場を映し、国内相場も総じてマイナス圏へ。

【金相場】17日のNY金相場は、ドルの上昇に伴う割高感などに圧迫され4営業日ぶりに反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1949.90ドル(-20.60ドル)と、売り優勢で取引きを終了。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でゼロ金利政策が長期に渡って続く方針が示され、金相場はいったん上昇したが、17日は「想定の範囲内の結果」との見方も多く、利益を確定する売りも出やすかった。また、フォワードガイダンスの一段の強化や、国債買い入れ計画を変更する緊急性がないことを示唆する内容との受け止め方も広がり、外国為替市場ではドル買いが先行。ドル建てで取引される金相場を圧迫した。その後、売りが一巡すると、ドル高が一服した事や押し目買いが入り、下げ幅を縮小した。

国内の金相場は、ドル高や利確売りに押されたNY相場を映し軟調に推移。買取ベースでは1gあたり7,186円(-36円)と、マイナス圏で推移し3日続落となりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

09/18  7186円 (-36円)

09/17  7222円 (-5円)

09/16  7227円 (-47円)

09/15  7274円 (+26円)

09/14  7248円 (-23円)

09/11  7271円 (+1円)

09/10  7270円 (+80円)

09/09  7190円 (-28円)

09/08  7218円 (-13円)

09/07  7231円 (+18円)

10日間の金相場平均価格:7,234円/g


【パラジウム相場】17日のNYパラジウムは、ドル高や利益を確定する売りに押され3営業日ぶりに反落。中心限月の12月限は1トロイオンス2335.30ドル(-82.30ドル)と、売り優勢で取引きを終了。前日までにパラジウムは3月6日相場(約6ヶ月半)ぶりの高値を記録するなど、今週に入って価格水準を一段切り上げていた事から、この日は利益を確定する動きも広がり序盤より軟調となった。また、FOMC声明を受けて外国為替市場ではドル買いが進んだほか、米国株の下げも圧迫材料となり、下げ幅を広げる展開となった。

国内のパラジウム相場は、ドル高や利確売り優勢となったNY相場を映し軟調に推移。買取では1gあたり8,575円(-170円)と、約5ヶ月半(4月1日相場)ぶりの高値を記録した16日の急騰幅を値戻す展開となりました。

10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

09/18  8575円 (-170円)

09/17  8745円 (-33円)

09/16  8778円 (+225円)

09/15  8553円 (-71円)

09/14  8624円 (+121円)

09/11  8503円 (-22円)

09/10  8525円 (+93円)

09/09  8432円 (-104円)

09/08  8536円 (+38円)

09/07  8498円 (-5円)

10日間のパラジウム相場平均価格:8,577円/g


11:00現在の金相場は1トロイオンス1966.60ドル、パラジウムは2352.70ドル、為替は1$104円80銭前後の値動きで推移しております。