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【金相場】24日のNY金相場は、ドル高一服を背景に買いが入り4営業日ぶりに反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1876.90ドル(+8.50ドル)と、買い優勢で取引きを終了。外国為替市場ではいったんドル高・ユーロ安基調が強まったものの、米新築住宅販売統計が予想外の大幅増加となったとをきっかけにドルの売り戻しが活発化。このため、ドル建てで取引される金商品の割高感が後退し、金相場は朝方の下げ幅を一掃した。また、軟調となった前3日間の下げを受け、売り過剰感が意識され事も買い材料となった。ただ、新型コロナウイルス危機対応の米追加経済対策をめぐる与野党協議の難航で景気先行き不透明感が広がる中、様子見から上値は限定的となった。
国内の金相場は、プラス圏に反転したNY相場を映し上昇。買取ベースでは1gあたり6,929円(+27円)と、6営業日ぶりに値を上げ調整地合いが一服となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
09/25 6929円 (+27円)
09/24 6902円 (-140円)
09/23 7042円 (-36円)
09/18 7186円 (-36円)
09/17 7222円 (-5円)
09/16 7227円 (-47円)
09/15 7274円 (+26円)
09/14 7248円 (-23円)
09/11 7271円 (+1円)
09/10 7270円 (+80円)
10日間の金相場平均価格:7,157円/g
【パラジウム相場】24日のNYパラジウム相場は、売り買いが交錯する中、マイナス圏で取引きを終了。中心限月の12月限は1トロイオンス2226.90ドル(-31.40ドル)と、反落して取引きを終了。この日のパラジウムは、買いが優勢となった前日相場の流れを引き継ぎ序盤は堅調に推移した。一方、利益を確定する動きや、一部の国で新型コロナ感染拡大抑制のための制限措置が再導入されていることから相場はジリジリと上げ幅を縮小し、次第にマイナス圏に沈下した。その後、通常取引き終了後には、米追加景気対策を巡る協議再開への楽観的な見方や投資家心理の改善を受けて、買い戻される展開となった。
国内のパラジウム相場は、買い戻された引け後のNY相場を映し上昇。買取では1gあたり8,267円(+77円)と、5営業日ぶりに反発し、調整地合いが一服となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
09/25 8267円 (+77円)
09/24 8190円 (-38円)
09/23 8228円 (-347円)
09/18 8575円 (-170円)
09/17 8745円 (-33円)
09/16 8778円 (+225円)
09/15 8553円 (-71円)
09/14 8624円 (+121円)
09/11 8503円 (-22円)
09/10 8525円 (+93円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,499円/g
12:30現在の金相場は1トロイオンス1877.85ル、パラジウムは2252.65ドル、為替は1$105円47銭前後の値動きで推移しております。