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2020年10月08日為替が円安に傾斜した事を受け、国内貴金属は軒並みプラス圏に反発↑

【金相場】7日のNY金相場は、投資家のリスク選好意欲の高まりを背景に続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1890.80ドル(-18.00ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。トランプ米大統領は6日、追加の新型コロナウイルス経済対策について、「大統領選後まで交渉の停止を指示した」と表明。これを受けて金相場は時間外取引きより軟調となった。ただ同氏はその後、航空会社支援策や中小企業支援策、1人当たり1200ドルの現金給付については個別で支持する考えをツイッターに投稿すると、追加経済支援に対する期待が広がり金は反発した。ただ一方で、投資家のリスク選考意欲の高まりから米株相場は反発。半面、安全資産とされる金は相場を圧迫され、結局マイナス圏で取引きを終えた。

国内の金相場は、為替が円安に傾斜した事を受け反発。買取ベースでは1gあたり7,026円(+50円)と、プラス圏に反転し上昇しました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

10/08  7026円 (+50円)

10/07  6976円 (-129円)

10/06  7105円 (+56円)

10/05  7049円 (-6円)

10/02  7055円 (+63円)

10/01  6992円 (-45円)

09/30  7037円 (+50円)

09/29  6987円 (+81円)

09/28  6906円 (-23円)

09/25  6929円 (+27円)

10日間の金相場平均価格:7,006円/g


【パラジウム相場】7日のNYパラジウム相場は、米国トランプ大統領の発言をきっかけに売り買いが交錯。中心限月の12月限は1トロイオンス2382.10ドル(-9.10ドル)と、3営業日ぶりにマイナス圏に転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、アメリカ大統領が追加経済対策の協議を大統領選挙後まで停止すると発表した事を受け、時間外取引では売りが先行し安寄りした。しかしその後、同氏が個別法案については議会に可決するよう求めると、リスク回避姿勢が一服。株式など大幅高で推移すると、パラジウムも連れて上昇した。また外国為替市場ではドル売り・ユーロ買いが進んだ事も下支えとなったが、他貴金属の値動きを眺めて上値を重くした。

国内のパラジウム相場は、NY市場では3営業日ぶりに反落するも、引け後の買い戻しや円安要因から上昇し反発。買取では1gあたり8,696円(+28円)と、値を上げプラス圏に反転しました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

10/08  8696円 (+28円)

10/07  8668円 (-39円)

10/06  8707円 (+193円)

10/05  8514円 (-17円)

10/02  8531円 (+28円)

10/01  8503円 (-11円)

09/30  8514円 (+148円)

09/29  8366円 (+160円)

09/28  8206円 (-61円)

09/25  8267円 (+77円)

10日間のパラジウム相場平均価格:8,497円/g


11:00現在の金相場は1トロイオンス1893.60ドル、パラジウムは2386.90ドル、為替は1$106円05銭前後の値動きで推移しております。