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【金相場】週末23日のNY金相場は、全体的に方向感に乏しい中、小幅高で推移。中心限月の12月限は1トロイオンス1905.20ドル(+0.60ドル)と、横ばい圏ながらプラスに転じて取引きを終了。未明の外国為替市場ではドルがユーロに対して下落したことをきっかけに、ドル建てで取引される商品に割安感が浮上し、金商品は朝方に一時1917.30ドルまで上昇。米大統領選が約10日後に迫っているほか、追加経済対策の成立時期が見通せないことも投資家の先行き不安を強め、安全資産とされる金への資金流入を促した。しかし、IHSマークイットが発表した10月のサービス業購買担当者景況指数(PMI)が2019年2月以来の高水準となり、製造業PMIもほぼ市場予想と一致。これを受け、金相場はいったんマイナス圏に沈んだものの、週末を控えてリスク警戒ムードは解けず、取引終盤にかけて前日清算値付近に値を戻す展開となった。
国内の金相場は、値を下げ3日続落。買取ベースでは1gあたり6,982円(-29円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
10/26 6982円 (-29円)
10/23 7011円 (-54円)
10/22 7065円 (-27円)
10/21 7092円 (+34円)
10/20 7058円 (+20円)
10/19 7038円 (-12円)
10/16 7050円 (+43円
10/15 7007円 (-11円)
10/14 7018円 (-92円)
10/13 7110円 (-32円)
10日間の金相場平均価格:7,043円/g
【パラジウム相場】週末23日のNYパラジウム相場は、様子見ムードが広かる中、ドル安を背景に買われ小反発。中心限月の12月限は1トロイオンス2398.60ドル(+2.70ドル)と、横ばいながら小幅高で取引きを終了。この日のパラジウムは、利確売り優勢となった前日相場に対する反動から序盤より買いが先行した。また、外国為替市場ではドルがユーロに対して軟調となった事を受け、割安感から買いが入り上昇。相場は一時2414.90ドルまで値を伸ばす展開となった。しかし、米国株が軟調となった事を受け、パラジウムも相場を圧迫され上値を重くする場面もあったが、発表された米国経済指標が良好な内容となった事から押し目買いが入り、結局プラス圏で引けた。
国内のパラジウム相場は、マイナス圏で推移し3日続落。買取では1gあたり8,685円(-49円)と、値を下げる展開となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
10/26 8685円 (-49円)
10/23 87%4円 (-55円)
10/22 8789円 (-55円)
10/21 8844円 (+176円)
10/20 8668円 (+38円)
10/19 8630円 (-55円)
10/16 8685円 (+33円)
10/15 8652円 (-5円)
10/14 8657円 (-237円)
10/13 8894円 (-33円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,724円/g
13:30現在の金相場は1トロイオンス1903.85ドル、パラジウムは2388.70ドル、為替は1$104円89銭前後の値動きで推移しております。