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4日のNY金相場は続落。中心限月の4月限は1トロイオンス1200.90ドル(-3.50ドル)と、全体的に小動きな商いとなった中、ドル高要因から相場を圧迫され、3営業日続落して取引きを終了。この日発表された、2月ADP雇用統計(民間雇用者数)の増加は市場予想を下回ったが、1月が上方修正されるなど改善された事をきっかけに、外為市場ではドルがユーロに対して上昇。ドル建ての金は割高感から売りが優勢となった。また、2月ISM非製造業景況指数(総合)が上振れて上昇。2月サービス業PMI改定値、総合PMI改定値も、それぞれ上方修正されるなど良好な内容となった事から金は相場を圧迫され一時1200ドルを割り込む場面もあった。ただ、5日の欧州中央銀行(ECB)の理事会や、今週末(6日)の米雇用統計など主要経済イベントを控えている事から、積極的にポジションを傾け辛く、売り一巡後は再び買い戻され1,200ドル台に戻すなど、下げ渋る展開となった。中心4月限の値動きは、高値1208.40ドル、安値1197.70ドル、終値1200.90ドル。
国内の金相場は前日の海外相場安を映して小幅続落。買取ベースでは1gあたり4,961円(-4円)と、ほぼ横ばいながら小幅に値を下げ3営業日続落しました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
03/05 4961円 (-4円)
03/04 4965円 (-32円)
03/03 4997円 (-21円)
03/02 5018円 (+42円)※最高値
02/27 4976円 (+39円)
02/26 4937円 (-1円)
02/25 4938円 (+4円)
02/24 4934円 (-9円) ※最安値
02/23 4943円 (-18円)
02/20 4961円 (-4円)
直近10日間の金相場平均価格:4,963円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:30現在の金相場は1トロイオンス1204.85ドル、為替は1$119円77銭前後の値動きで推移しております。