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【金相場】週末6日のNY金相場は、米政治の不透明感が後退しつつあり、外国為替市場でドル売りが進むと金は買いが入り上伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1951.70ドル(+4.90ドル)と、中心終値では9月18日相場以来およそ7週間ぶりの高値で取引きを終了。なお、週間では+71.80ドル(+3.82%)となった。開票作業が続く米大統領選をめぐり、金融市場は、民主党のバイデン前副大統領の勝利を織り込む動きとなり、ドル安・ユーロ高が進行。ドル建てで取引される金商品に割安感が生じ、序盤より買いが先行した。また、週末を控えた持ち高調整買いも入り金相場は一時1961.80ドルまで上げ幅を拡大する場面もあった。ただその後は一部で利益確定売りや、ドル安一服を受けて上げも一服の展開となった。
国内の金相場は、買い地合いが継続した週末のNY相場を映し上伸。買取ベースでは1gあたり7,062円(+14円)と、値を伸ばし、10月22日相場以来およそ3週間ぶりの高値となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
11/09 7,062円 (+14円)
11/06 7,048円 (+76円)
11/05 6,972円 (-31円)
11/04 7003円 (+107円)
11/02 6896円 (+40円)
10/30 6856円 (-34円)
10/29 6890円 (-95円)
10/28 6985円 (-27円)
10/27 7012円 (+30円)
10/26 6982円 (-29円)
10日間の金相場平均価格:6,971円/g
【パラジウム相場】週末6日のNYパラジウム相場は、ドル安進行や、リスク選好意欲の高まり、テクニカル要因を背景に急速に買いが強まり暴騰。中心限月の12月限は1トロイオンス2500.00ドル(+116.40ドル)と、大幅に上振れ6営業日続伸。大台の2500ドル台に乗せ、中心終値では史上最高値を記録した2月27日相場(2711.70ドル)以来およそ8ヶ月ぶりの高値で取引きを終了。この日のパラジウムは、買い地合いが継続した前日相場の流れを引き継ぎ、序盤より堅調に推移した。また、米政治の不透明感が後退しつつあり、外国為替市場では対主要通貨でのドル売りが進行。ドル建のパラジウムは割安感が意識されたほか、投資家のリスク選好意欲の高まりから米国株が急伸した事で、パラジウムも連れ高となり上げ幅を拡大。加えてテクニカルな買いも巻き込み、相場は一時2512.90ドルと価格水準を切り上げる展開となった。なお、上伸した6日間の上げ幅は+301.50ドル(+12%)となった。
国内のパラジウム相場は、およそ8ヶ月ぶりの高値で引けた週末のNY相場を映し急騰。買取では1gあたり8,872円(+319円)と、節目の8,800円台に浮上。連日で大幅高の伸びとなり、10月13日相場以来およそ1ヶ月ぶりの高値を更新しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
11/09 8872円 (+319円)
11/06 8553円 (+226円)
11/05 8327円 (-61円)
11/04 8388円 (+220円)
11/02 8168円 (-11円)
10/30 8179円 (-159円)
10/29 8338円 (-215円)
10/28 8553円 (-104円)
10/27 8657円 (-28円)
10/26 8685円 (-49円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,472円/g
13:00現在の金相場は1トロイオンス1963.80ドル、パラジウムは2478.30ドル、為替は1$103円53銭前後の値動きで推移しております。