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【金相場】12日のNY金相場は、欧米でのコロナ感染再拡大や米株安を受けて、リスク回避目的から買われ反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1873.30ドル(+11.70ドル)と、プラス圏に転じて取引きを終了。この日の金相場は、安値拾いやドル安を背景に時間外取引より買われ上昇した。また、11日に報告された米国内での新型コロナウイルスの新規感染者が1日の最多記録を更新。英国でも欧州では初めて死者が5万人を超え、冬を前に経済活動再開の動きが停滞することへの警戒感が強まったほか、この日発表された米国経済指標(週間新規失業保険申請件数・10月の消費者物価指数CPI)が冴えない内容となった事で、米国株が軟調となる中、逃避目的として金を買う動きに繋がった。
国内の金相場は、プラス圏に反転したNY相場を映し上昇。買取ベースでは1gあたり6,923円(+21円)と、値を上げ反発しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
11/13 6,923円 (-31円)
11/12 6,902円 (-31円)
11/11 6,933円 (+8円)
11/10 6,925円 (-137円)
11/09 7,062円 (+14円)
11/06 7,048円 (+76円)
11/05 6,972円 (-31円)
11/04 7003円 (+107円)
11/02 6896円 (+40円)
10/30 6856円 (-34円)
10日間の金相場平均価格:6,952円/g
【パラジウム相場】12日のNYパラジウムは、安値拾いや他貴金属の上昇を眺め反発。中心限月の12月限は1トロイオンス2341.90ドル(+25.10ドル)と、買い優勢で取引きを終了。前日に高値調整された反動から、この日は自立反発から序盤より買われ上昇した。また、新型コロナウイルスの新たなワクチン治験結果が待たれる中、米国での記録的な感染拡大と死者数の増加を背景に、ドルが不安定な値動きとなった事も買い材料となった。一方で、発表された米国経済指標(週間新規失業保険申請件数・10月の消費者物価指数CPI)が、低調となり米国株が下げると、パラジウムも上値を重くする場面もあったが、金など他貴金属が堅調となった事でパラジウムも底堅く推移し、この日はプラス圏で引けた。
国内のパラジウム相場は、NY相場では安値拾いから買われるも、マイナス圏での値動きとなり3日続落。買取では1gあたり8,602円(-50円)と、値を落とす展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
11/13 8602円 (-50円)
11/12 8652円 (-396円)
11/11 9,048円 (-49円)
11/10 9,097円 (+225円)
11/09 8872円 (+319円)
11/06 8553円 (+226円)
11/05 8327円 (-61円)
11/04 8388円 (+220円)
11/02 8168円 (-11円)
10/30 8179円 (-159円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,589円/g
12:30現在の金相場は1トロイオンス1877.45ドル、パラジウムは2358.90ドル、為替は1$104円91銭前後の値動きで推移しております。