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【金相場】週末18日のNY金相場は、横ばい圏ながら小幅に下振れ反発。中心限月の2月限は1トロイオンス1888.90ドル(-1.50ドル)と、4営業日ぶりに小反落して取引きを終了。ただ、週間では+45.30ドル(+2.4%)と、3週連続のプラスとなった。米金融緩和策の長期化観測を背景としたドル売り圧力が和らぎ、この日の外国為替市場ではドルがユーロなどの主要通貨に対して上昇。これを受けてドル建ての金商品に割高感が生じ、相場は早朝にかけて軟調に推移した。また、新型コロナウイルスのワクチン普及で、長期的な景気の持ち直しが意識された事も圧迫材料となった。しかし、現行の暫定予算の期限切れを控え、米経済対策協議が引き続き注目されると相場は次第に買い戻しに反転。以降は市場に様子見ムードが広がり、引けにかけて前日終値水準でもみ合う展開となった。
国内の金相場は、堅調地合いが継続し4日続伸。買取ベースでは1gあたり6,857円(+28円)と、月初来高値を抜いて、11月18日相場以来およそ1ヶ月ぶりの高値となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
12/21 6,857円 (+28円)
12/18 6,829円 (+49円)
12/17 6,780円 (+46円)
12/16 6,734円 (+65円)
12/15 6,669円 (-33円)
12/14 6,702円 (-21円)
12/11 6,723円 (-8円)
12/10 6,731円 (-98円)
12/09 6,829円 (+20円)
12/08 6,809円 (+90円)
12/07 6,719円 (+13円)
10日間の金相場平均価格:6,766円/g
【パラジウム相場】週末18日のNYパラジウム相場は、ドル高に押される場面もあったが、テクニカル要因から買いが強まり急反発。中心限月の3月限は1トロイオンス2372.00ドル(+24.50ドル)と、中心終値では2日相場(2408.20ドル)以来およそ2週間半ぶりの高値に戻して取引きを終了。米金融緩和策の長期化観測を背景としたドル売り圧力が和らぎ、この日の外国為替市場ではドルがユーロなどの主要通貨に対して上昇。ドル建てのパラジウムは金など他貴金属同様に序盤は売りが先行した。一方、米国で今週接種が始まったファイザー製に続き、モデルナの新型コロナワクチンが2例目として近く承認される見通しとなった事で、長期的な景気の持ち直しが意識されるとパラジウムは買い戻しに反転。テクニカル要因もあって相場は一時2398ドルと、節目の2400ドル目前まで急騰する場面もあった。
国内のパラジウム相場は、一段高となった週末のNY相場を映し上げ幅を拡大。買取では1gあたり8,503円(+60円)と、4営業日続伸。11日相場以来およそ2週間ぶりの高値となり、同日ぶりに8,500円台に乗せる展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
12/21 8503円 (+60円)
12/18 8443円 (+11円)
12/17 8432円 (+44円)
12/16 8388円 (+28円)
12/15 8360円 (-99円)
12/14 8459円 (-55円)
12/11 8514円 (+231円)
12/10 8283円 (-143円)
12/09 8426円 (-28円)
12/08 8454円 (-110円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,426円/g
12:30現在の金相場は1トロイオンス1903.50ドル、パラジウムは2384.75ドル、為替は1$103円42銭前後の値動きで推移しております。