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【金相場】12日のNY金相場は、米長期金利の上昇やドル安一服を背景に売られ反落。中心限月の2月限は1トロイオンス1844.20ドル(-6.60ドル)と、小幅ながらマイナス圏に転じて取引きを終了。バイデン次期大統領による家計への現金給付の増額や、地方政府への支援などを含む数兆ドル規模の追加経済対策を14日に公表される予定で、これにより市場の楽観ムードから米長期金利が上昇する中、持ち高調整目的の売りが出た事で金は序盤より軟調となった。また、外国為替市場ではドル安一服となったほか、米国株が堅調となった事も下げ材料となった一方で、米大型財政出動の影響によるインフレに対するヘッジ手段として買う動きもあり、売り一巡後は下げ渋る展開となった。
国内の金相場は、NY相場ではマイナス圏に転じるも、引け後の戻しを受けて上昇。買取ベースでは1gあたり6,772円(+24円)と、プラス圏に転じ反発しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
01/13 6,772円 (+24円)
01/12 6,748円 (-229円)
01/08 6,977円 (+29円)
01/07 6,948円 (-68円)
01/06 7,016円 (+1円)
01/05 7,015円 (+184円)
12/25 6,831円 (+20円)
12/24 6,811円 (+31円)
12/23 6,780円 (-45円)
12/22 6,825円 (-32円)
10日間の金相場平均価格:6,872円/g
【パラジウム相場】12日のNYパラジウム相場は、押し目を買われる場面も見られたが、ドル安一服などを背景に手仕舞い売りが出て小幅安に。中心限月の3月限は1トロイオンス2376.20ドル(-2.60ドル)と、横ばい圏ながらマイナス圏に反転して取引きを終了。米国の大型財政出動による景気回復の見通しや、新型コロナウイルスワクチンの接種進展が意識され、市場での楽観ムードが広がった事で、パラジウムは序盤は買いが先行し上昇した。一方、外国為替市場ではドル安が一服すると買いの流れも鈍化し手仕舞い売りが出た。ただ、米国株や原油が堅調となるなど投資家のリスク選好意欲の高まりから、パラジウムも買い支えられ下値は限定的となった。
国内のパラジウムは、売り優勢となったNY相場を映し小幅安に。買取では1gあたり8,712円(-6円)と、横ばい圏ながら値を下げ続落となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
01/13 8712円 (-6円)
01/12 8718円 (-66円)
01/08 8784円 (+17円)
01/07 8767円 (-28円)
01/06 8795円 (+220円)
01/05 8575円 (+33円)
12/25 8542円 (+138円)
12/24 8404円 (+44円)
12/23 8360円 (+22円)
12/22 8338円 (-165円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,600円/g
14:55現在の金相場は1トロイオンス1866.80ドル、パラジウムは2397.55ドル、為替は1$103円67銭前後の値動きで推移しております。