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【金相場】25日のNY金相場は、米長期金利の上昇や米経済指標の改善を受けて3日続落。中心限月の4月限は1トロイオンス1775.40ドル(-22.50ドル)と、売り優勢で取引きを終了。25日の米長期金利が大幅に上昇し一時1.61%と1年ぶりの水準に達したほか、外国為替市場ではドル買いが進んだ事も意識され金は相場を圧迫された。また、この日発表された米国経済指標が概ね市場予想を上回り、景気回復期待を後押しする内容だった事も材料視され軟調となった。一方、米国株が下げ幅を広げると買い戻しが入る場面もあったが、ドル高が重しとなって結局マイナス圏で取引きを終えた。
国内の金相場は、売り優勢となったNY相場を映し反落。買取ベースでは1gあたり6,604円(-114円)と、4営業日ぶりに反落し上昇一服となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
02/26 6,604円 (-114円)
02/25 6,718円 (+30円)
02/24 6,688円 (+72円)
02/22 6,616円 (+40円)
02/19 6,576円 (-35円)
02/18 6,611円 (-55円)
02/17 6,666円 (-79円)
02/16 6,745円 (+24円)
02/15 6,721円 (±0円)
02/12 6,721円 (-28円)
10日間の金相場平均価格:6,667円/g
【パラジウム相場】25日のNYパラジウム相場は、急騰した後に戻りを売られ反落。中心限月の6月限は1トロイオンス2414.80ドル(-16.70ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。前日には3.6%高と急騰し約6週間ぶりの高値を付けた前日相場の流れを引き継ぎ、この日のパラジウムは時間外取引より買いが進み堅調に推移。また、発表された米国経済指標が概ね良好な内容となった事が好感され上げ幅を拡大。相場は一時2491.00ドルと、2500ドル圏内まで急伸し年初来高値の1月5日相場以来(約7週間ぶり)の高値を更新するなど価格水準を一段切り上げた。一方、米国の長期金利の上昇から投資家のリスク回避姿勢が台頭し、株式が下げ幅を拡大するとパラジウムの買いも一服。加えてドル高の進行が重しとなり売りに反転した。ただ、米国では3月中旬までに1兆ドル台後半の経済対策が成立する見込みで、コロナワクチンの接種も進んでいる事から春以降に景気回復が加速するとの期待感が支えとなり、下値は限定的となった。
国内のパラジウム相場は、マイナスサイドに反転したNY相場を映し反落。買取では1gあたり8,877円(-143円)と、前日に付けた一段高(昨年11月11日相場以来およそ3ヶ月半ぶりの高値)から、値を落とす展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
02/26 8877円 (-143円)
02/25 9020円 (+302円)
02/24 8718円 (-214円)
02/22 8932円 (+264円)
02/19 8668円 (-165円)
02/18 8833円 (-28円)
02/17 8861円 (+22円)
02/16 8839円 (+66円)
02/15 8773円 (+116円)
02/12 8657円 (+126円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,818円/g
11:55現在の金相場は1トロイオンス1781.60ドル、パラジウムは2427.35ドル、為替は1$105円94銭前後の値動きで推移しております。