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【金相場】週明け22日のNY金相場は、欧米の株高などリスク選好意欲の高まりに押され小幅安に。中心限月の4月限は1トロイオンス1738.10ドル(-3.60ドル)と、3営業日ぶりに反落して取引きを終了。この日の金相場は、アジア時間では買いが先行し一時1747ドルまで上昇した。その後、米長期金利の落ち着きを眺めてリスク投資意欲の高まりから、欧米株価が上昇。相対的に金は相場を圧迫され次第に売り優勢に反転した。また、トルコのエルドアン大統領が20日に中央銀行総裁を更迭した事を受け、金保有に積極的なトルコの金買いが細るとの懸念も相場の重しとなった。一方、NY時間では値頃感やドル安要因から買い戻しが入り、前日終値水準まで戻して引けた。
国内の金相場は、3営業日ぶりに値を下げた週明けのNY相場を映し小幅安に。買取ベースでは1gあたり6,637円(-6円)と、横ばい圏ながらマイナス圏に転じ、小反落となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
03/23 6,637円 (-6円)
03/22 6,643円 (+15円)
03/19 6,628円 (-51円)
03/18 6,679円 (+53円)
03/17 6,626円 (-3円)
03/16 6,629円 (+25円)
03/15 6,604円 (+31円)
03/12 6,573円 (+7円)
03/11 6,566円 (+23円)
03/10 6,543円 (+95円)
10日間の金相場平均価格:6,613円/g
【パラジウム相場】週明け22日のNYパラジウム相場は、他貴金属の軟調さや、ここ最近の急騰に対する利確売りに押され続落。中心限月の6月限は1トロイオンス2600.20ドル(-30.70ドル)と、売り優勢で取引きを終了。18日には過去最高値水準まで価格水準を切り上げていた事から、週末19日には一旦利確売りが進み8営業日ぶりにマイナスサイドに沈み上値追い一服となった。この日もそんな前週末の流れを引き継ぎ時間外取引より売りが先行、また他貴金属が軟調となった事もあり安寄りした。一方、欧米株が堅調となり投資家心理がリスク選好となるとパラジウムにも買い戻しが入ったほか、ドル高の一服や、新たにバイデン米政権が最大3兆ドル(約330兆円)規模の長期経済プログラムを検討していると伝わった事が材料となり、安値から値戻す展開となった。
国内のパラジウム相場は、売り優勢となった週明けのNY相場を映し続落。買取では1gあたり9,988円(-28円)と、値を下げマイナス圏での値動きとなりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
03/23 9988円 (-28円)
03/22 10016円 (-176円)
03/19 10192円 (+380円)
03/18 9812円 (+330円)
03/17 9482円 (+389円)
03/16 9114円 (+94円)
03/15 9020円 (+115円)
03/12 8905円 (+149円)
03/11 8756円 (-11円)
03/10 8767円 (-99円)
10日間のパラジウム相場平均価格:9,405円/g
12:10現在の金相場は1トロイオンス1739.80ドル、パラジウムは26204.80ドル、為替は1$108円76銭前後の値動きで推移しております。