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NY金相場はロシアのプーチン大統領がウクライナ問題を巡って現状以上の介入に慎重な姿勢を示したとの見方が広がり、地政学リスクが若干和らいだ事を背景に、ここ最近の高値をつけた反動から利益確定売りが出た事で続落↓1トロイオンス1359.0ドル(前営業日-13.9ドル)で取引を終了。演説の直後にロシアとクリミアは条約に署名し、クリミアをロシアに編入する事で合意。一方で、編入を認めない欧米・EUが反発を強める事は必至となり、更なる制裁を科す構えを見せている事で、溝が一層と深まるのではとの懸念も。本日から米のFOMC(連邦公開市場委員会)が開催されており、引き続き量的緩和の縮小が予想される事や、FRBイエレン議長就任後初の会見にも注目されており、市場は様子見ムードも。
国内の金も本日値を下げ2日続落↓買取りベースでは1gあたり4,614円と、前日比では-48円となっております。値を下げた2日間の下げ幅は-94円/gと、率ではおよそ-2%。
パラジウムも値を下げており買取りでは2,594円(-21円)と、3月5日相場以来およそ11営業日ぶりに2,600円を割っております。
地金は最近の高騰による反動から利益確定売りなどが出やすく、相場が大幅に値動く場合が御座います。為替相場との兼ね合いからも日相場の価格変動が激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。
11:10現在の金は1トロイオンス1358.40ドル、パラジウムは770.45ドル、為替は1$101円33銭前後の値動きで推移しております。