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【金相場】11日のNY金相場は、リスク回避ムードから買われるも、金利上昇などを眺めた売りに押され、売り買いが拮抗。中心限月の6月限は1トロイオンス1836.10ドル(-1.50ドル)と、横ばい圏ながら小幅安に転じ、5営業日ぶりに反落して取引きを終了。米長期金利の指標となる10年物国債利回りは1.62%近辺と、前日終盤の1.60%から上昇。金利を生まない金は売りが先行した。一方、ドルは対ユーロで軟化し、ドル建てで取引される金の割安感が意識されたほか、世界的株安などを背景に安全資産としての買いが入り下げ幅を縮小した。なお、この日の市場は強弱材料が入り交じり、全体的には狭いレンジでの値動きとなった。
国内の金相場は、小幅ながら5営業日ぶりにマイナス圏に反転したNY相場を映し8営業日ぶりに小反落。買取ベースでは1gあたり6,983円(-5円)と、横ばい圏ながら小幅安に転じ、前日に付けた1月6日相場(7,016円)以来およそ4ヵ月ぶりの高値から値を落とす展開となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
05/12 6,983円 (-5円)
05/11 6,988円 (+19円)
05/10 6,969円 (+50円)
05/07 6,919円 (+97円)
05/06 6,822円 (+66円)
04/30 6,756円 (±0円)
04/28 6,756円 (+6円)
04/27 6,750円 (+32円)
04/26 6,718円 (-20円)
04/23 6,738円 (-38円)
10日間の金相場平均価格:6,840円/g
【パラジウム相場】11日のNYパラジウム相場は、米国長期金利の上昇や、世界的な株安などを背景に売り戻され反落。中心限月の6月限は1トロイオンス2926.20ドル(-42.00ドル)と、前日の上げをほぼ戻して取引きを終了。この日のパラジウムは、大幅高で引けた前日相場の流れを引き継ぎ、時間外取引きでは買いが先行。相場は一時2986.50ドルまで上伸した。一方、世界的な株安となったほか、米国長期金利の上昇を眺めて利益を確定する動きが出た事で、相場は次第に売り優勢に反転。ドル安進行から買われる場面もあったが、結局前日の上げを値戻す展開となり、この日はマイナス圏で引けた。
国内のパラジウム相場は、売り優勢に反転したNY相場を映し反落。買取では1gあたり11,253円(-33円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
05/12 11,253円 (-33円)
05/11 11,286円 (+60円)
05/10 11,226円 (-27円)
05/07 11,253円 (-55円)
05/06 11,308円 (+66円)
04/30 11,242円 (+99円)
04/28 11,143円 (+143円)
04/27 11,000円 (+286円)
04/26 10,714円 (+55円)
04/23 10,659円 (-198円)
10日間のパラジウム相場平均価格:11,108円/g
10:40現在の金相場は1トロイオンス1836.70ドル、パラジウムは2951.45ドル、為替は1$108円83銭前後の値動きで推移しております。