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【金相場】13日のNY金相場は、米長期金利の低下を眺めて押し目買いが入り3営業日ぶりに反発。中心限月の6月限は1トロイオンス1824.00ドル(+1.20ドル)と、小幅ながらプラス圏に反転して取引きを終了。米労働省が発表した週間新規失業保険申請は前週比4万4000件減の47万3000件と、新型コロナウイルス危機後の過去最低水準を更新。また、4月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.6%上昇と予想より上振れする良好な結果となった。ただ、米長期金利の指標となる10年物国債利回りはこのところの上昇が一服し低下。前日に売られていた金はインフレヘッジの買いがやや優勢となり、この日はプラス圏で引けた。
国内の金相場は、小幅ながらプラスサイドに反転したNY相場を映し3営業日ぶりに反発。買取ベースでは1gあたり7,001円(+31円)と、年初の1月6日相場(7,016円)以来およそ4ヶ月ぶりの高値を更新し、同日ぶりに大台の7,000円台に回復する展開となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
05/13 7,001円 (+31円)
05/13 6,970円 (-13円)
05/12 6,983円 (-5円)
05/11 6,988円 (+19円)
05/10 6,969円 (+50円)
05/07 6,919円 (+97円)
05/06 6,822円 (+66円)
04/30 6,756円 (±0円)
04/28 6,756円 (+6円)
04/27 6,750円 (+32円)
10日間の金相場平均価格:6,891円/g
【パラジウム相場】13日のNYパラジウム相場は、良好な米国経済指標や、リスク選好意欲の高まり、長期金利上昇の一服を背景に買いが入り反発。中心限月の6月限は1トロイオンス2864.60ドル(+15.60ドル)と、3営業日ぶりに反発して取引きを終了。この日のパラジウム相場は、高値圏から調整された前日までの軟調地合いを背景に、時間外取引きより値頃感が意識され買い戻しが先行した。また、欧州時間に入るとリスク回避ムードが一服し、株式が上昇に転じる中、押し目を買われたほか、日中取引きでは発表された米国経済指標(週間新規失業保険申請・卸売物価指数)が、それぞれ予想を上回る良好な結果となった事が材料視され上げ幅を拡大。相場は一時2901ドルまで上昇した。その後、一部で利確売りも見られ値動きを荒くするも、堅調な株式市場や、長期金利の低下、ドル高一服が意識され、この日は買い優勢で取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は、横ばい圏ながら小幅安で推移し3日続落。買取では1gあたり11,121円(-6円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
05/14 11,121円 (-6円)
05/13 11,127円 (-126円)
05/12 11,253円 (-33円)
05/11 11,286円 (+60円)
05/10 11,226円 (-27円)
05/07 11,253円 (-55円)
05/06 11,308円 (+66円)
04/30 11,242円 (+99円)
04/28 11,143円 (+143円)
04/27 11,000円 (+286円)
10日間のパラジウム相場平均価格:11,196円/g
11:10現在の金相場は1トロイオンス1826.90ドル、パラジウムは2899.60ドル、為替は1$109円53銭前後の値動きで推移しております。