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【金相場】7日のNY金相場は、米国長期金利の低下などを好感した買いが入り5営業日続伸。中心限月の8月限は1トロイオンス1802.10ドル(+7.90ドル)と、買い優勢地合いが継続し、終値では6月16日相場以来およそ3週間ぶりの高値で取引きを終了。朝方は、米長期金利の指標となる10年物国債利回りが1.3%近辺に低下。金利を生まない資産である金商品に買いが集まり相場は一時1810.20ドルまで上伸した。ただその後は、対ユーロでドル高が進行。ドル建て商品として割高感が重しとなり、次第に値を削る展開となった。6月15、16両日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表を午後に控え、金融政策に関する新たな手掛かりが得られるかが注目される中、この日は様子見もあって狭いレンジ内での値動きとなった。
国内の金相場は、5連騰するなど堅調となったNY相場を映し反発。買取ベースでは1gあたり7,007円(+35円)と、大台の7,000円台に浮上し、6月17日(約3週間)ぶりの高値を更新しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
07/08 7,007円 (+35円)
07/07 6,972円 (-5円)
07/06 6,977円 (+12円)
07/05 6,965円 (+11円)
07/02 6,954円 (+60円)
07/01 6,894円 (+65円)
06/30 6,829円 (-68円)
06/29 6,897円 (-28円)
06/28 6,925円 (+10円)
06/25 6,915円 (-21円)
10日間の金相場平均価格:6,934円/g
【パラジウム相場】7日のNYパラジウム相場は、押し目買いが入ったほか、リスクオフの流れが一服した事受けて急速に買い戻しが入り一段高に。中心限月の9月限は1トロイオンス2848.30ドル(+52.20ドル)と、大台の2800ドルを突破し、終値では6月2日相場以来およそ1ヵ月ぶりの高値に戻して取引きを終了。前日引け後の時間外取引きでは、利確売りやリスクオフの流れから下げ幅を広げ軟調となっていたが、その後は持ち高調整や安値拾いから押し目を買われ反転。通常取引きに入っても堅調地合いが継続し、2800ドルを突破すると買いが活発化し上げ幅を拡大。相場は一時2874ドルと直近高値を上抜いて、5月19日相場(2884.80ドル)以来およそ1ヵ月半ぶりの高値を更新した。その後、外国為替市場でドルが対ユーロで上昇した事で上値を重くするも、株高やリスクオフ一服から引き続き堅調地合いを維持しそのまま一段高で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、価格水準を大幅に切り上げたNY相場を映し急反発。買では1gあたり11,022円(+247円)と、大台の11,000円台に乗せ、5月20日相場以来およそ1ヵ月半ぶりの高値を更新。歴代最高値水準に再浮上する展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
07/08 11,022円 (+247円)
07/07 10,775円 (-165円)
07/06 10,940円 (+83円)
07/05 10,857円 (+82円)
07/02 10,775円 (-5円)
07/01 10,780円 (+396円)
06/30 10,384円 (+22円)
06/29 10,362円 (+126円)
06/28 10,236円 (-5円)
06/25 10,241円 (+132円)
10日間のパラジウム相場平均価格:10,637円/g
16:20現在の金相場は1トロイオンス1807.80ドル、パラジウムは2844.90ドル、為替は1$110円02銭前後の値動きで推移しております。