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【金相場】週明け2日のNY金相場は、米中の冴えない経済指標や、米長期金利の低下などに支えられ反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1822.20ドル(+5.00ドル)と、プラス圏に反転して取引きを終了。中国の経済活動減速を示唆する経済指標や、米供給管理協会(ISM)製造業景況指数が予想外に低下したことから、投資家心理がやや落ち込んだ事を受け、金は序盤より買いが先行し小高く推移した。また、ドル売りが進んだ事や、米国長期金利が低下した事も相場の後押しとなり金は買われやすい地合いとなった。一方、6日に発表される7月の米雇用統計に関心が高まっており、積極的な売買には向かわなかった。
国内の金相場は、週明けのNY相場は買いが優るも、為替が円高に振れた事からマイナスサイドでの値動きとなり続落。買取ベースでは1gあたり6,958円(-36円)と、値を下げる展開となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
08/03 6,958円 (-36円)
08/02 6,994円 (-26円)
07/30 7,023円 (+46円)
07/29 6,977円 (+33円)
07/28 6,944円 (-21円)
07/27 6,965円 (-25円)
07/26 6,990円 (+5円)
07/21 6,985円 (+4円)
07/20 6,981円 (-24円)
07/19 7,005円 (-43円)
10日間の金相場平均価格:6,982円/g
【パラジウム相場】週明け2日のNYパラジウム相場は、ドル安の進行やテクニカルな買いが入り4連騰。中心限月の9月限は1トロイオンス2684.10ドル(+27.90ドル)と、終値では7月22日相場以来およそ2週間ぶりの高値で取引きを終了。この日のパラジウム相場は、堅調なアジアや欧州株を受けて、時間外取引きより買いが入り高寄りした。また、外国為替市場ではドル売りが進んだほか、長期金利の低下やテクニカル要因からも買われ上げ幅を拡大。相場は一時2696.50ドルまで上伸した。一方、発表された米供給管理協会(ISM)製造業景況指数が予想外に低下したことや、米国株の下げを眺めて上値を重くするも、引き続きドル安が支援材料となった事で押し目を買われ、そのまま買い優勢で取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は、堅調地合いが継続した週明けのNY相場を映し上伸。買取では1gあたり10,269円(+39円)と、4営業日続伸し、前日相場同様に7月26日相場(約1週間)ぶりの高値となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
08/03 10,269円 (+39円)
08/02 10,230円 (+60円)
07/30 10,170円 (+44円)
07/29 10,126円 (+105円)
07/28 10,021円 (-176円)
07/27 10,197円 (-116円)
07/26 10,313円 (+176円)
07/21 10,137円 (+121円)
07/20 10,016円 (-209円)
07/19 10,588円 (-258円)
10日間のパラジウム相場平均価格:10,170円/g
10:50現在の金相場は1トロイオンス1815.90ドル、パラジウムは2688.35ドル、為替は1$109円30銭前後の値動きで推移しております。