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【金相場】4日のNY金相場は、横ばい圏ながらプラス圏に転じ小反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1814.50ドル(+0.40ドル)と、小幅ながら値を上げて取引きを終了。この日、米民間雇用サービス会社ADPが発表した7月の非農業部門の就業者数は、前月比33万人増と、市場予想を大きく下回り低調な結果となった。これを受けて外国為替市場ではドルが対ユーロで下落。ドル建ての金商品は割安感が意識され買われると、相場は一時1835.90ドルまで上伸した。しかし、クラリダFRB副議長が「年内に量的緩和縮小開始の発表を行うことを支持する」と発言すると、緩和縮小の前倒し観測が強まり、長期金利が上昇。為替相場がドル高・ユーロ安の流れに転じ、金は上げ幅を削られる展開となった。市場の関心は今週6日の米国雇用統計に向かっている。
国内の金相場は、NY相場の値動きや為替要因からプラス圏で推移し反発。買取ベースでは1gあたり6,976円(+38円)と、値を上げ4営業日ぶりに上昇しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
08/05 6,976円 (+38円)
08/04 6,938円 (-20円)
08/03 6,958円 (-36円)
08/02 6,994円 (-26円)
07/30 7,023円 (+46円)
07/29 6,977円 (+33円)
07/28 6,944円 (-21円)
07/27 6,965円 (-25円)
07/26 6,990円 (+5円)
07/21 6,985円 (+4円)
10日間の金相場平均価格:6,975円/g
【パラジウム相場】4日のNYパラジウム相場は、前日の下げに対する反動から買われ反発。中心限月の9月限は1トロイオンス2651.70ドル(+6.40ドル)と、プラス圏に反転して取引きを終了。この日のパラジウムは、前日の下げに対する反動から値頃感が意識され時間外取引きより買い戻しが先行。加えて米民間雇用サービス会社ADPから発表された雇用関連指数が冴えない内容となった事からドルが売られ、パラジウムは一時2680ドルまで上伸した。一方、この日は米国株が軟調となったほか、長期金利の上昇やドルの買い戻しを眺めて次第に上値を重くする展開となった。
国内のパラジウム相場は、買い優勢に転じたNY相場を映し反発。買取では1gあたり10,164円(+49円)と、プラス圏に反転しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
08/05 10,164円 (+49円)
08/04 10,115円 (-154円)
08/03 10,269円 (+39円)
08/02 10,230円 (+60円)
07/30 10,170円 (+44円)
07/29 10,126円 (+105円)
07/28 10,021円 (-176円)
07/27 10,197円 (-116円)
07/26 10,313円 (+176円)
07/21 10,137円 (+121円)
10日間のパラジウム相場平均価格:10,174円/g
12:30現在の金相場は1トロイオンス1816.90ドル、パラジウムは2660.75ドル、為替は1$109円67銭前後の値動きで推移しております。