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【金相場】週末13日のNY金相場は、米国景気指標の悪化を受けて買われ反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1778.20ドル(+26.40ドル)と、終値では5日相場以来およそ1週間ぶりの高値で取引きを終了。なお、週間では+15.10ドル(+0.8%)となった。米ミシガン大学が発表した8月の消費者景況感指数は70.2と、前月の81.2から急低下し、約10年ぶり(2011年以来)の低水準となった。これを受けて早期の金融緩和縮小への警戒感が後退。外国為替市場ではドル売り・ユーロ買いの流れが継続し、ドル建ての商品として割安感が増したほか、米国長期金利の低下も金利を生まない資産である金商品の買いを後押し、この日は大幅高で引けた。
連休明けの国内の金相場は、週末のNY相場が約1週間ぶりの高値となるなど堅調となった事を映し急反発。買取ベースでは1gあたり6,851円(+141円)と、4営業日ぶりに上昇しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
08/16 6,851円 (+141円)
08/11 6,710円 (-13円)
08/10 6,723円 (-234円)
08/06 6,957円 (-19円)
08/05 6,976円 (+38円)
08/04 6,938円 (-20円)
08/03 6,958円 (-36円)
08/02 6,994円 (-26円)
07/30 7,023円 (+46円)
07/29 6,977円 (+33円)
10日間の金相場平均価格:6,911円/g
【パラジウム相場】週末13日のNYパラジウム相場は、他貴金属の上昇や、ドル安などを背景に買いが強まり急反発。中心限月の9月限は1トロイオンス2656.50ドル(+32.60ドル)と、3営業日ぶりに値を上げ、中心終値では2日相場(2684.10ドル)以来およそ2週間ぶりの高値で取引きを終了。この日のパラジウムは、前2日間が小安く推移していた反動もあって、時間外取引きより買い戻しが入り堅調となった。また、発表された米国の消費者マインド指数が大幅に悪化した事を受け、早期の金融緩和縮小への警戒感が後退。外国為替市場ではドル売りが進んだ事や、長期金利が低下した事でパラジウムは買いが旺盛となり急伸した。また、金をはじめ他貴金属が上昇した事や、テクニカルな買いも入り、この日は約2週間ぶりの高値で引けた。
連休明け国内のパラジウム相場は、値を下げ反落。買取では1gあたり10,104円(-110円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
08/16 10,104円 (-110円)
08/11 10,214円 (+154円)
08/10 10,060円 (-121円)
08/06 10,181円 (+17円)
08/05 10,164円 (+49円)
08/04 10,115円 (-154円)
08/03 10,269円 (+39円)
08/02 10,230円 (+60円)
07/30 10,170円 (+44円)
07/29 10,126円 (+105円)
10日間のパラジウム相場平均価格:10,163円/g
10:50現在の金相場は1トロイオンス1784.80ドル、パラジウムは2647.50ドル、為替は1$109円41銭前後の値動きで推移しております。