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【金相場】17日のNY金相場は、対ユーロでのドル高が重しとなり3営業日ぶりに小反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1787.80ドル(-2.00ドル)と、横ばい圏ながら小幅安に転じて取引きを終了。強弱まちまちの米経済指標を受けて、外国為替市場ではドル買い・ユーロ売りが活発化。ドル建てで取引される商品に割高感が生じ、金も相場を圧迫された。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨(7月27、28日開催分)の公表を翌18日に控え様子見ムードが広がったほか、中東情勢による地政学リスクも金相場の下支え要因となり、下げは限定的となった。
国内の金相場は、買いが優勢となり3日続伸。買取ベースでは1gあたり6,881円(+20円)と、プラス圏で推移し、堅調地合いが継続する展開となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
08/18 6,881円 (+20円)
08/17 6,861円 (+10円)
08/16 6,851円 (+141円)
08/11 6,710円 (-13円)
08/10 6,723円 (-234円)
08/06 6,957円 (-19円)
08/05 6,976円 (+38円)
08/04 6,938円 (-20円)
08/03 6,958円 (-36円)
08/02 6,994円 (-26円)
10日間の金相場平均価格:6,885円/g
【パラジウム相場】17日のNYパラジウム相場は、ドル高の進行や株安などを背景に売られ続落。中心限月の9月限は1トロイオンス2495.60ドル(-102.40ドル)と、大きく値を下げて取引きを終了。アフガニスタン情勢の混迷や中国経済の減速懸念、米国の景況感悪化などを背景に、この日もリスク回避の動きが台頭し株式相場が軟調に推移する中、パラジウムも序盤より売りが先行した。また、外国為替市場ではドル買い・ユーロ売りが進んだ事や、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は新型コロナウイルスの流行長期化に言及したほか、7月の米小売売上高は市場予想を超える減少となった事も相場の圧迫材料となった。
国内のパラジウム相場は、調整地合いとなったNY相場を映し3日続落。買取では1gあたり9,658円(-292円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
08/18 9,658円 (-292円)
08/17 9,950円 (-154円)
08/16 10,104円 (-110円)
08/11 10,214円 (+154円)
08/10 10,060円 (-121円)
08/06 10,181円 (+17円)
08/05 10,164円 (+49円)
08/04 10,115円 (-154円)
08/03 10,269円 (+39円)
08/02 10,230円 (+60円)
10日間のパラジウム相場平均価格:10,095円/g
11:10現在の金相場は1トロイオンス1795.80ドル、パラジウムは2518.55ドル、為替は1$109円54銭前後の値動きで推移しております。