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【金相場】24日のNY金相場は、対ユーロでのドル安を背景に買われ3営業日続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1808.50ドル(+2.20ドル)と、小幅ながら値を伸ばし、前日同様5日相場(1808.90ドル)以来およそ2週間ぶりの高値で取引きを終了。外国為替市場でドルが主要通貨に対して売り優勢となった局面で、ドルの代替投資先とされる金は買われやすい展開となり上伸した。また、新型コロナウイルスの感染再拡大で、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融緩和縮小の前倒し観測が後退したことも金の支援材料となった。ただ、27日の米経済シンポジウムでのパウエルFRB議長講演を控え、全体的には様子見ムードとなった。
国内の金相場は、小幅ながらマイナス圏に転じ反落。買取ベースでは1gあたり6,947円(-10円)と、値を下げる展開となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
08/25 6,947円 (-10円)
08/24 6,957円 (+94円)
08/23 6,863円 (-10円)
08/20 6,873円 (-27円)
08/19 6,900円 (+19円)
08/18 6,881円 (+20円)
08/17 6,861円 (+10円)
08/16 6,851円 (+141円)
08/11 6,710円 (-13円)
08/10 6,723円 (-234円)
10日間の金相場平均価格:6,857円/g
【パラジウム相場】24日のNYパラジウム相場は、前日相場同様に値ごろ感が意識され上伸。中心限月の9月限は1トロイオンス2442.50ドル(+57.40ドル)と、2400ドル台に値戻し、終値では17日相場(1週間)ぶりの高値に戻して取引きを終了。この日のパラジウムは大幅高で引けた前日相場の流れを引き継ぎ時間外取引きより堅調となった。また、米国製薬ファイザーと、独ビオンテックが共同開発した新型コロナワクチンが正式承認された事で市場では接種率が高まり、経済活動の正常化を後押しするとの観測が広がったほか、中国では22日の新型コロナの新規感染者数がゼロになったと伝わった事も好材料となった。このほか、先週まで調整目的から売りが広がっていた事で値頃感が意識された事や、テクニカルな買いなどもあって上げ幅を拡大。相場は一時2473ドルまで値を伸ばす場面もあるなど買い優勢となった。
国内のパラジウム相場は、前日に続きNY相場が大幅高で引けた事を映し急伸。買取では1gあたり9,466円(+242円)と、9,400円台に乗せ、18日相場(1週間)ぶりの高値に値戻しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
08/25 9,466円 (+242円)
08/24 9,224円 (+380円)
08/23 8,844円 (-88円)
08/20 8,932円 (-424円)
08/19 9,356円 (-302円)
08/18 9,658円 (-292円)
08/17 9,950円 (-154円)
08/16 10,104円 (-110円)
08/11 10,214円 (+154円)
08/10 10,060円 (-121円)
10日間のパラジウム相場平均価格:9,581円/g
12:00現在の金相場は1トロイオンス1807.90ドル、パラジウムは2443.85ドル、為替は1$109円82銭前後の値動きで推移しております。