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【金相場】31日のNY金相場は、対ユーロでのドル安を背景に買われ反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1818.10ドル(+5.90ドル)と、買い優勢に転じて取引きを終了。時間外取引きのアジア市場では1821.90ドルまで買われたが、利益確定を狙った売りが入ったことでニューヨーク市場の序盤にかけて1803.40ドルまで下落した。ただ、その後は下げ渋り、押し目買いが入ったことや、外国為替市場では対ユーロでドル安が進行し、割安感が生じた金商品は買いが優勢となった。また、朝方発表された8月の米消費者景気信頼感指数は113.8と予想を下回った事も材料視された。ただ、月末要因から利益確定の売りも出やすく、上値は限定的となった。市場の次の関心は、週末に発表される8月の米雇用統計に向かっている。
国内の金相場は、プラス圏に反転したny相場を映し反発。買取ベースでは1gあたり7,006円(+21円)と、先日30日に付けた直近高値を上抜いて、約1ヵ月ぶりの高値を更新しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
09/01 7,006円 (+21円)
08/31 6,985円 (-17円)
08/30 7,002円 (+73円)
08/27 6,929円 (+10円)
08/26 6,919円 (-28円)
08/25 6,947円 (-10円)
08/24 6,957円 (+94円)
08/23 6,863円 (-10円)
08/20 6,873円 (-27円)
08/19 6,900円 (+19円)
10日間の金相場平均価格:6,938円/g
【パラジウム相場】31日のNYパラジウム相場は、方向感の乏しい展開の中、持ち高調整目的の利確売りに押され反落。中心限月の12月限は1トロイオンス2471.00ドル(-8.10ドル)と、3営業日ぶりに値を下げて取引きを終了。この日のパラジウム相場は、大幅高となった前日相場の流れを引き継ぎ時間外取引きでは買いが先行した。一方、中国の製造業指数が5ヵ月連続で低下し、2020年2月以来の低水準に落ち込んだ事が意識され次第に失速。また、前日までの急伸に対する利益確定売りが出やすかった事や、米国の消費者景気信頼感指数も冴えない結果となった事も材料となった。ただ、外国為替市場ではドルがユーロに対して軟調となった事で割安感が意識されたほか、押し目買いなどもあって、結局は前日終値付近で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、円安要因などからプラス圏で推移し上伸。買取では1gあたり9,526円(+27円)と、3日続伸し、8月18日相場以来およそ2週間ぶりの高値となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
09/01 9,526円 (+27円)
08/31 9,499円 (+193円)
08/30 9,306円 (+77円)
08/27 9,229円 (-121円)
08/26 9,350円 (-116円)
08/25 9,466円 (+242円)
08/24 9,224円 (+380円)
08/23 8,844円 (-88円)
08/20 8,932円 (-424円)
08/19 9,356円 (-302円)
10日間のパラジウム相場平均価格:9,273円/g
14:45現在の金相場は1トロイオンス1822.70ドル、パラジウムは2470.65ドル、為替は1$110円27銭前後の値動きで推移しております。