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【金相場】週末1日のNY金相場は、全体的に小動きな展開となる中、対ユーロでのドル上昇が一服し小幅続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1758.40ドル(+1.40ドル)と、終値では9月22日相場以来およそ1週間半ぶりの高値で取引きを終了。この日は早期の米利上げ観測などを背景とした最近のドル買い・ユーロ売りの動きが後退し、ドル建ての金商品は割安感から買われやすい展開となった。一方、米サプライ管理協会(ISM)が午前に発表した9月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は61.1と、前月から1.2ポイント上昇。市場予想の59.6を上回る良好な結果だったが、金相場への影響は限定的で、この日は総じて小動きとなった。
国内の金相場は、小幅高で引けた週末のNY相場を映し上伸。買取ベースでは1gあたり6,878円(+22円)と、9月16日相場以来およそ3週間ぶりの高値となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
10/04 6,878円 (+22円)
10/01 6,856円 (+70円)
09/30 6,786円 (-5円)
09/29 6,791円 (-34円)
09/28 6,825円 (+9円)
09/27 6,816円 (+10円)
09/22 6,806円 (+19円)
09/21 6,787円 (+23円)
09/17 6,764円 (-130円)
09/16 6,894円 (-54円)
10日間の金相場平均価格:6,820円/g
【パラジウム相場】週末1日のNYパラジウム相場は、ドル安による割安感や、米国の製造業指数が堅調となった事が好感され買い優勢地合いが継続。中心限月の12月限は1トロイオンス1903.70ドル(+3.90ドル)と、節目の1900ドル台に乗せ、終値では9月27日相場以来およそ1週間ぶりの高値で取引きを終了。9月の米供給管理協会(ISM)製造業景況指数の予想外の上昇が好感され株高が進んだほか、原油相場が2018年10月以来およそ3年ぶりの高値を記録するなど一段高となった事を受け、この日のパラジウム相場は序盤より買いが先行し上昇した。また、外国為替市場ではドル買いが一服した事も材料となり相場は一時1922ドル超まで値を伸ばす場面もあった。ただ、買い一巡後は週末を控えた持ち高調整などから上げ幅を縮小し、結局小幅高で取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は、買い優勢となった週末のNY相場を映し上伸。買取では1gあたり7,458円(+11円)と、約1週間(9月28日相場)ぶりの高値となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
10/14 7,458円 (+11円)
10/01 7,447円 (+132円)
09/30 7,315円 (-116円)
09/29 7,431円 (-187円)
09/28 7,618円 (-38円)
09/27 7,656円 (+385円)
09/22 7,271円 (-50円)
09/21 7,321円 (-500円)
09/17 7,821円 (+44円)
09/16 7,777円 (+110円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,532円/g
11:30現在の金相場は1トロイオンス1769.85ドル、パラジウムは1905.70ドル、為替は1$111円04銭前後の値動きで推移しております。