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2021年10月05日国内貴金属は金を除いて反落↓金は横ばい圏ながら3日続伸し、約3週間ぶりの高値を更新↑

【金相場】週明け4日のNY金相場は、米株価の下落などリスク回避姿勢を背景に安全資産として金が買われ3営業日続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1767.60ドル(+9.20ドル)と、中心終値では9月22日相場以来およそ2週間ぶりの高値で取引きを終了。取引き序盤は利確売りが出た事で売りが先行し1747ドルまで下落する場面もあった。しかし、米国の債務上限問題への警戒感からリスク回避姿勢が広がり、米国株安が進むと金は買い戻しが入り急反発。外国為替市場ではドルがユーロに対して軟調となった事も支援材料となり、この日もプラス圏で取引きを終えた。

国内の金相場は、堅調地合いを維持した週明けのNY相場を映し3営業日続伸。買取ベースでは1gあたり6,880円(+2円)と、横ばい圏ながら値を伸ばし9月16日相場以来およそ3週間ぶりの高値となりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

10/05  6,880円 (+2円)

10/04  6,878円 (+22円)

10/01  6,856円 (+70円)

09/30  6,786円 (-5円)

09/29  6,791円 (-34円)

09/28  6,825円 (+9円)

09/27  6,816円 (+10円)

09/22  6,806円 (+19円)

09/21  6,787円 (+23円)

09/17  6,764円 (-130円)

10日間の金相場平均価格:6,819円/g



【パラジウム相場】週明け4日のNYパラジウム相場は、原油高が意識されるも、株安などリスク回避姿勢の高まりを背景に売られ3営業日ぶりに反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1875.00ドル(-28.70ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。この日のパラジウム相場は、時間外取引きでは方向感に乏しく小動きな展開となった。その後、日中取引きでは米国政府の債務上限問題がくすぶっていることに加え、4日の米国市場で長期金利の上昇懸念から株安が進み、投資家のリスク回避姿勢が台頭。パラジウムも次第に売りが優勢となりマイナスサイドの相場展開となった。一方、原油の有力産油国による大幅増産の見送り決定を受けて原油相場が急伸し、2014年11月以来約7年ぶりの高値となるなど一段高となった事で、パラジウムも買われる場面もあり下げ幅は限定的となった。

国内のパラジウム相場は、マイナスサイドに反転したNY相場を映し3営業日ぶりに反落。買取では1gあたり7,359円(-99円)と、マイナス圏での値動きとなりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

10/05  7,359円 (-99円)

10/04  7,458円 (+11円)

10/01  7,447円 (+132円)

09/30  7,315円 (-116円)

09/29  7,431円 (-187円)

09/28  7,618円 (-38円)

09/27  7,656円 (+385円)

09/22  7,271円 (-50円)

09/21  7,321円 (-500円)

09/17  7,821円 (+44円)

10日間のパラジウム相場平均価格:7,470円/g


11:50現在の金相場は1トロイオンス1771.80ドル、パラジウムは1895.40ドル、為替は1$111円12銭前後の値動きで推移しております。