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【金相場】週明け11日のNY金相場は、ドル高・ユーロ安に伴う割高感が重しとなり小幅安に。中心限月の12月限は1トロイオンス1755.70ドル(-1.70ドル)と、横ばい圏ながら3営業日続落して取引きを終了。朝方は、対ユーロでのドル安を好感し、割安感が生じた金は買いが先行した。ただその後はドル高への反転を眺め、金相場はじりじりと値を下げた。ただ、買いスタートだった米国株が次第に売りに転じた事もあって下値は限定的だった。この日はコロンブスデーで米国の為替・債券市場が休場だったこともあり、全体的には方向感に乏しい展開となった。
国内の金相場は、円安要因からプラス圏を維持し上げ幅を拡大。買取ベースでは1gあたり6,970円(+53円)と、9月7日相場(7,027円)以来5週間ぶりの高値更新となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
10/12 6,970円 (+53円)
10/11 6,917円 (+39円)
10/08 6,878円 (-19円)
10/07 6,897円 (+5円)
10/06 6,892円 (+12円)
10/05 6,880円 (+2円)
10/04 6,878円 (+22円)
10/01 6,856円 (+70円)
09/30 6,786円 (-5円)
09/29 6,791円 (-34円)
10日間の金相場平均価格:6,875円/g
【パラジウム相場】週明け11日のNYパラジウム相場は、買い優勢地合いを継続し上げ幅を拡大。中心限月の12月限は1トロイオンス2119.50ドル(+46.50ドル)と、節目の2100ドルを超え、中心終値では9月10日相場以来およそ1ヶ月ぶりの高値で取引きを終了。この日のパラジウムは急騰した前週末相場の流れを引き継ぎ、時間外取引より上げ幅を拡大。アジア時間では テクニカルな買いもあって2179.50ドルを付けるなど一段高となった。その後、ドル高が重しとなったほか、米国株が次第に売られると、パラジウムも上げ幅を縮小する場面もあったが、原油相場がエネルギー需給の逼迫を背景に2014年10月下旬以来の約7年ぶりの高値を更新した事や、押し目買いなどに支えられ、結局この日も買い優勢で取引きを終えた。3連騰した3日間の上げ幅は+251.70ドル(+11.8%)となった。
国内のパラジウム相場は、上げ幅を拡大したNY相場を映し一段高へ。買取では1gあたり8,344円(+66円)と、3営業日続伸し、9月10日相場(8,454円)以来およそ1ヶ月ぶりの高値となりました。なお、3連騰した3日間の上げ幅は+973円(+11.6%)を記録。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
10/12 8,344円 (+66円)
10/11 8,278円 (+666円)
10/08 7,612円 (+242円)
10/07 7,370円 (-72円)
10/06 7,442円 (+83円)
10/05 7,359円 (-99円)
10/04 7,458円 (+11円)
10/01 7,447円 (+132円)
09/30 7,315円 (-116円)
09/29 7,431円 (-187円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,606円/g
11:40現在の金相場は1トロイオンス1763.70ドル、パラジウムは2109.85ドル、為替は1$113円31銭前後の値動きで推移しております。