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【金相場】週末22日のNY金相場は、インフレ長期化への懸念を背景に買われ反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1796.30ドル(+14.40ドル)と、買い優勢で取引きを終了。世界的なエネルギー価格の高騰を受けて強まっているインフレ懸念や、サプライチェーン(供給網)の混乱による景気への影響を警戒し、安全資産としての金の買いが活発化。相場は午前に一時1815.50ドルと約1カ月半ぶりの高値を付けた。しかし、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演での発言が報じられると、相場は上げ幅を縮小。パウエル氏は、供給上の制約とインフレ高進は従来の想定よりも長く続く可能性が高いとしながらも、テーパリング(量的緩和の縮小)を近く開始すべきだとの見解を強調した。
国内の金相場は、堅調な週末のNY相場を映し上昇。買取ベースでは1gあたり7,152円(+17円)と、値を上げ反発しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
10/25 7,152円 (+17円)
10/22 7,135円 (-6円)
10/21 7,141円 (+44円)
10/20 7,097円 (+33円)
10/19 7,064円 (-18円)
10/18 7,082円 (-81円)
10/15 7,163円 (+52円)
10/14 7,111円 (+107円)
10/13 7,004円 (+34円)
10/12 6,970円 (+53円)
10日間の金相場平均価格:7,092円/g
【パラジウム相場】週末22日のNYパラジウム相場は、前日の下げに対する反動や、投資家のリスク選好意欲の高まりを背景に買われ反発。中心限月の12月限は1トロイオンス2035.60ドル(+17.50ドル)と、買い優勢で取引きを終了。この日のパラジウム相場は、前日の下げを受けた値頃感から時間外取引より買い戻しが入り上昇した。また、原油相場が上昇した事や、堅調な米国株を背景に投資家のリスク回避姿勢が後退。同じリスク資産とされるパラジウムにも買いが入り、相場は一時2041ドルまで値を伸ばす場面もあった。
国内のパラジウム相場は、週末のNY相場では買いが優ったものの、為替要因から国内ではマイナス圏で推移し続落。買取では1gあたり8,058円(-22円)と、値を落とす展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
10/22 8,058円 (-22円)
10/22 8,080円 (-192円)
10/21 8,272円 (-110円)
10/20 8,382円 (+324円)
10/19 8,058円 (-170円)
10/18 8,228円 (-204円)
10/15 8,432円 (+138円)
10/14 8,294円 (+176円)
10/13 8,118円 (-226円)
10/12 8,344円 (+66円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,227円/g
15:00現在の金相場は1トロイオンス1807.55ドル、パラジウムは2041.85ドル、為替は1$113円60銭前後の値動きで推移しております。