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【金相場】3日のNY金相場は、市場予想を上回る米雇用関連指標の発表を受けて続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1763.90ドル(-25.50ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。米民間雇用サービス会社ADPが朝方発表した10月の全米雇用報告が市場予想を上回り堅調となった。これを受けて、週末5日発表の米雇用統計が堅調な内容になるのではないかとの見方が台頭し、金は相場を圧迫された。ただ、売り一巡後は午後の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表を控えて様子見ムードが広がり、小幅な値動きとなった。
その後、通常取引終了後に発表されたFOMCの結果では、テーパリングを11月から始めることが明らかになった。市場では想定通りの内容と受け止められ、金商品は時間外取引で終値を上回るなど買い戻しが入り、発表後は幾分下げ幅を縮小する展開となった。
国内の金相場は、売り優勢となった2日・3日のNY相場を映し反落。買取ベースでは1gあたり7,109円(-59円)と、マイナス圏に反転しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
11/04 7,109円 (-59円)
11/02 7,168円 (+30円)
11/01 7,138円 (-36円)
10/29 7,174円 (+5円)
10/28 7,169円 (-19円)
10/27 7,188円 (-26円)
10/26 7,214円 (+62円)
10/25 7,152円 (+17円)
10/22 7,135円 (-6円)
10/21 7,141円 (+44円)
10日間の金相場平均価格:7,159円/g
【パラジウム相場】3日のNYパラジウム相場は、FOMC結果を控えた持ち高調整売りが出た事で続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1987.20ドル(-20.20ドル)と、売り優勢で取引きを終了。この日のパラジウム相場は、前日の下げに対する反動から時間外取引では買い戻しが入り一時2026.50ドルまで上昇した。しかし、この日の午後に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控え、次第に様子見や持ち高を調整する売りが出た事で軟化。金をはじめ他貴金属が軟調となった事も意識され相場はマイナス圏に反転した。ただ、好調な企業決算を背景に米国株が連日で最高値を更新するなど上げ幅を拡大した事が支えとなり、下値は限定的だった。
国内のパラジウム相場は、2日・3日のNY相場が軟調となった事を映し反落。買取では1gあたり8,074円(-116円)と、マイナス圏に転じました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
11/04 8,074円 (-116円)
11/02 8,190円 (+215円)
11/01 7,975円 (+27円)
10/29 7,948円 (+121円)
10/28 7,827円 (-236円)
10/27 8,063円 (-138円)
10/26 8,201円 (+143円)
10/25 8,058円 (-22円)
10/22 8,080円 (-192円)
10/21 8,272円 (-110円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,069円/g
現在の金相場は1トロイオンス1783.90ドル、パラジウムは2033.75ドル、為替は1$114円21銭前後の値動きで推移しております。