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【金相場】週末5日のNY金相場は、米国長期金利の低下を背景に買われ続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1816.80ドル(+23.30ドル)と、中心終値では9月3日相場以来およそ2ヶ月ぶりの高値で取引きを終了。なお、週間では+32.90ドル(+1.84%)上昇した。この日は米長期金利が低下したほか、外国為替市場では対ユーロでドル安の動きに転じたことも、金への割安感に繋がり買いが活発化した。一方、米労働省が朝方発表した10月の雇用統計は、景気動向を反映する非農業部門の就業者数が前月53万1000人増と、市場予想の45万人増を大幅に上回った。ただ、今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)でパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が利上げを急がないとの姿勢を示したことで、金相場への直接的な影響は限定的だった。
国内の金相場は、約2ヶ月ぶりの高値となった週末のNY相場高を映して一段高に。買取ベースでは1gあたり7,227円(+78円)と、直近高値を上抜いて6月11日相場以来およそ5ヶ月ぶりの高値を更新しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
11/08 7,227円 (+78円)
11/05 7,149円 (+40円)
11/04 7,109円 (-59円)
11/02 7,168円 (+30円)
11/01 7,138円 (-36円)
10/29 7,174円 (+5円)
10/28 7,169円 (-19円)
10/27 7,188円 (-26円)
10/26 7,214円 (+62円)
10/25 7,152円 (+17円)
10日間の金相場平均価格:7,169円/g
【パラジウム相場】週末5日のNYパラジウム相場は、投資家のリスク選好意欲の高まりやドル安を背景に買われ大幅続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス2027.60ドル(+31.20ドル)と、大台の2000ドル台に乗せ、1日相場以来およそ1週間ぶりの高値で取引きを終了。発表された米国雇用関連指数が堅調となった事で、景気への先行き期待が広がり、この日のパラジウム相場は序盤より堅調となった。また、外国為替市場ではドルがユーロに対して軟調となったほか、原油高や株高をはやして上げ幅を拡大すると、相場は一時2047.50ドルまで上伸する場面もあった。
国内のパラジウム相場は、大幅続伸した週末のNY相場を映し上昇。買取では1gあたり8,151円(+126円)と、3営業日ぶりに値を上げ反発しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
11/08 8,151円 (+126円)
11/05 8,025円 (-49円)
11/04 8,074円 (-116円)
11/02 8,190円 (+215円)
11/01 7,975円 (+27円)
10/29 7,948円 (+121円)
10/28 7,827円 (-236円)
10/27 8,063円 (-138円)
10/26 8,201円 (+143円)
10/25 8,058円 (-22円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,051円/g
11:20現在の金相場は1トロイオンス1826.85ドル、パラジウムは2051.60ドル、為替は1$113円60銭前後の値動きで推移しております。