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2021年12月06日国内貴金属は軒並み値を上げ上昇↑金は反発し、パラジウムは約1週間半ぶりの高値に回復。

【金相場】週末3日のNY金相場は、米長期金利の低下やドル安を背景に買われ反発。中心限月の2月限は1トロイオンス1783.90ドル(+21.20ドル)と、プラス圏に反転して取引きを終了。米労働省が朝方発表した11月の雇用統計では、前月比・市場予想それぞれ弱い数字となった事を受け、外国為替市場ではドルが軟調に推移。ドル建ての金商品は割安感から買いが入りやすかったほか、長期金利が低下した事も金利を生まない資産である金の買い材料となった。また、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染例が世界各国で確認され、その影響に金融市場が神経をとがらせる中、安全資産としての金需要も根強く、この日は買い優勢で取引きを終えた。

国内の金相場は、買い優勢で引けた週末のNY相場を映し反発。買取ベースでは1gあたり7,082円(+46円)と、プラス圏に反転しました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

12/06  7,082円 (+46円)

12/03  7,036円 (-37円)

12/02  7,073円 (+13円)

12/01  7,060円 (-93円)

11/30  7,153円 (-19円)

11/29  7,172円 (-64円)

11/26  7,236円 (-33円)

11/25  7,247円 (+14円)

11/24  7,255円 (-136円)

11/22  7,391円 (-67円)

10日間の金相場平均価格:7,173円/g



【パラジウム相場】週末3日のNYパラジウム相場は、値頃感やドル安・長期金利の低下を背景に買われ3営業日続伸。中心限月の3月限は1トロイオンス1812.60ドル(+41.20ドル)と、1800ドル台にのせ、11月24日相場(約1週間)ぶりの高値に戻して取引きを終了。米労働省が朝方発表した11月の雇用統計では、就業者数が前月比21万人増と、前月から大きく鈍化した一方、米供給管理協会(ISM)が発表した11月の非製造業総合景況指数は、統計開始以来の最高を更新。これを受けてパラジウムは序盤より買いが先行し上昇した。また、最近の調整による値頃感から引き続き買いが入りやすかったほか、ドル安や長期金利の低下を背景に買いが旺盛となり上げ幅を拡大。相場は一時1871ドルまで急伸する場面もあった。ただ、原油や米国株が軟調となった事で、パラジウムも上値を抑えられる展開となった。

国内のパラジウム相場は、引き続き買い優勢となったNY相場を映し大幅続伸。買取では1gあたり7,227円(+187円)と、11月26日相場(約1週間半)ぶりの高値に回復しました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

12/06  7,227円 (+187円)

12/03  7,040円 (+82円)

12/02  6,958円 (-22円)

12/01  6,980円 (-231円)

11/30  7,211円 (+88円)

11/29  7,123円 (-401円)

11/26  7,524円 (-33円)

11/25  7,557円 (-127円)

11/24  7,684円 (-550円)

11/22  8,234円 (-319円)

11/19  8,553円 (-192円)

10日間のパラジウム相場平均価格:7,354円/g


10:45現在の金相場は1トロイオンス17791.65ドル、パラジウムは1820.80ドル、為替は1$112円99銭前後の値動きで推移しております。