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【金相場】週明け6日のNY金相場は、米長期金利や米株式の上昇を眺め反落。中心限月の2月限は1トロイオンス1779.50ドル(-4.40ドル)と、マイナス圏に反転して取引きを終了。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」への感染が世界各地で拡大する中、軽症や無症状で済むとの特徴が相次いで報告された事を受けて、投資家の過度なリスク回避姿勢が和らぎ、米株式が堅調に推移。安全資産としての金需要が後退したほか、債券市場では米長期金利が上昇し、金利を生まない金相場の重しとなり、この日は小幅安の展開となった。
国内の金相場は、円安要因からプラス圏を維持し続伸。買取ベースでは1gあたり7,108円(+26円)と、値を伸ばす展開となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
12/07 7,108円 (+26円)
12/06 7,082円 (+46円)
12/03 7,036円 (-37円)
12/02 7,073円 (+13円)
12/01 7,060円 (-93円)
11/30 7,153円 (-19円)
11/29 7,172円 (-64円)
11/26 7,236円 (-33円)
11/25 7,247円 (+14円)
11/24 7,255円 (-136円)
10日間の金相場平均価格:7,144円/g
【パラジウム相場】週明け6日のNYパラジウム相場は、時間外取引では売りが先行するも、リスク回避姿勢の後退を受けた株高に連れて4日上伸。中心限月の3月限は1トロイオンス1845.60ドル(+33.00ドル)と、終値では11月24日相場以来およそ2週間ぶりの高値で取引きを終了。前週末まで上伸を受け、この日はアジア市場や欧州時間では売りが先行し安寄りした。一方、バイデン米政権のファウチ首席医療顧問がオミクロン型について「明確な見解を示すには時期尚早だが、感染者の重症化の度合いはそれほど高くないようだ」との見方を示した事を受け、市場の過度な警戒感が後退。原油や米国株が急伸するとパラジウムも連れ高となり、約2週間ぶりの高値水準まで上げ幅を拡大する展開となった。
国内のパラジウム相場は、引き続き買い優勢となった週明けのNY相場を映し3日続伸。買取では1gあたり7,370円(+143円)と、11月26日相場(約2週間)ぶりの高値となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
12/07 7,370円 (+143円)
12/06 7,227円 (+187円)
12/03 7,040円 (+82円)
12/02 6,958円 (-22円)
12/01 6,980円 (-231円)
11/30 7,211円 (+88円)
11/29 7,123円 (-401円)
11/26 7,524円 (-33円)
11/25 7,557円 (-127円)
11/24 7,684円 (-550円)
11/22 8,234円 (-319円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,267円/g
12:05現在の金相場は1トロイオンス1786.85ドル、パラジウムは1843.55ドル、為替は1$113円49銭前後の値動きで推移しております。