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2022年01月24日国内金相場はマイナス圏で推移し続落した一方、パラジウムは8,400円台に浮上するなど急騰し一段高に↑

【金相場】週末21日のNY金相場は、週末を控えた持ち高調整や利確売りに押されて続落。中心限月の2月限は1トロイオンス1831.80ドル(-10.80ドル)と、売り優勢で取引きを終了。ただ、インフレヘッジや地政学リスクの高まりを背景に週間では+15.30ドル(+0.84%)と、2週連続でプラスで越週となった。朝方は買いが先行したものの、利益確定の売りが出やすかったほか、週末を控えた持ち高調整目的の売りも出た事で次第に軟調となった。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を来週に控えて調整的な売りにとどまり、下げ幅は限定的。高値警戒感から修正局面となったが、依然として強地合いを保つ展開となった。今週は、インフレヘッジの買いやウクライナ情勢悪化のリスクを懸念した「質への逃避」の買いが活発化。早期の米利上げ観測を背景とした長期金利の上昇が一服した場面では、金利を生まない資産である金商品は2カ月ぶりの高値水準まで買われた。

国内の金相場は、NY相場を映して続落。買取ベースでは1gあたり7,321円(-27円)と、マイナス圏での値動きとなりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

01/24  7,321円 (-27円)

01/21  7,348円 (-32円)

01/20  7,380円 (+84円)

01/19  7,296円 (-14円)

01/18  7,310円 (+21円)

01/17  7,289円 (-2円)

01/14  7,291円 (-46円)

01/13  7,337円 (-33円)

01/12  7,370円 (+79円)

01/11  7,291円 (+11円)

10日間の金相場平均価格:7,323円/g



【パラジウム相場】週末21日のNYパラジウム相場は、ロシア・ウクライナ間の緊迫化を背景に先行きの供給不安が引き続き意識され強地合いが継続。中心限月の3月限は1トロイオンス2104.30ドル(+30.60ドル)と、4連騰し連日で年初来高値を更新。終値では節目の2100ドルを突破し、昨年11月18日相場(2137.40ドル)以来およそ2ヶ月ぶりの高値で取引きを終了。なお、週間では+226.10ドル(+10.7%)と、価格水準を切り上げ一段高となった。リスク回避の強まりから、米国株が軟調となるなど調整安となった事を眺め、パラジウムも序盤は利益を確定する売りが出やすかった。しかし、ロシア・ウクライナ間の情勢緊迫化が警戒され、供給への先行き不安の高まりから、この日も買いが旺盛となり上げ幅を拡大。相場は一時2141ドルとを付けるなど急騰した。その後、週末を控えた持ち高調整売りなどから、やや上げ幅を縮小するも堅調地合いを維持し、この日も一段高で引けた。

国内のパラジウム相場は、一段高となったNY相場を映し上げ幅を拡大。買取では1gあたり8,410円(+237円)と、5連騰し8,400円台に浮上。昨年11月19日相場以来およそ2ヶ月ぶりの高値となるなど、価格水準を切り上げ一段高となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

01/24  8,410円 (+237円)

01/21  8,173円 (+181円)

01/20  7,992円 (+380円)

01/19  7,612円 (+55円)

01/18  7,557円 (+16円)

01/17  7,541円 (-16円)

01/14  7,557円 (-132円)

01/13  7,689円 (-99円)

01/12  7,788円 (+5円)

01/11  7,783円 (+138円)

10日間のパラジウム相場平均価格:7,810円/g


12:00現在の金相場は1トロイオンス1835.70ドル、パラジウムは2101.50ドル、為替は1$113円72銭前後の値動きで推移しております。