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【金相場】22日のNY金相場は反落。中心限月の6月限は1トロイオンス1186.90ドル(-16.20ドル)とマイナスに転じ、先月31日相場以来およそ3週間ぶりの安値で取引きを終了。この日発表された米の経済指標(2月住宅価格指数・3月中古住宅販売件数)が、それぞれ予想以上に上昇し良好な内容となった事から、米連邦準備理事会(FRB)が利上げを視野に政策運営を続けるとの見方が改めて意識され、金は相場を圧迫された。また、一方でユーロ圏の4月消費者信頼感指数が、予想に反して悪化した事を背景に、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和期待が浮上。外為市場ではドル買い・ユーロ売りが進行し、割高感からも金は売り材料視され下げ幅を拡大した。その後は、安値拾いからやや戻す場面もあったが大きな買いには繋がらず、終値では3週間ぶりの安値に沈んで取引きを終えた。
国内の金相場は値を下げた海外相場を映して反落。買取ベースでは1gあたり4,919円(-40円)と、昨日の上げ幅を戻し再びマイナスに転じました。
《4月現在の金相場価格推移(買取)》
04/23 4919円 (-40円)
04/22 4959円 (+42円)
04/21 4917円 (-24円)
04/20 4941円 (+18円)
04/17 4923円 (-27円)
04/16 4950円 (+31円)
04/15 4919円 (-34円)
04/14 4953円 (-50円)
04/13 5003円 (+40円)
04/10 4963円 (-11円)
04/09 4974円 (-32円)
04/08 5006円 (+9円) ※最高値
04/07 4997円 (+7円)
04/06 4990円 (+34円)
04/03 4869円 (-2円)
04/02 4958円 (+63円)
04/01 4895円 (-9円) ※最安値
本日までの4月の金相場平均価格:4954円/g
【パラジウム相場】22日のNYパラジウム相場は反落。中心限月の6月限は1トロイオンス755.90ドル(-18.65ドル)と、8日相場以来2週間ぶりの安値で取引きを終了。この日のパラジウムは、序盤より売りが先行し軟調に推移。また、発表された米の2月住宅価格指数(連邦住宅金融局)が予想以上に上昇し、3月中古住宅販売件数も大きく上振れて増加したことから、外為市場ではドルが主要通貨に対して上昇。ドル建てのパラジウムは割高感から相場を圧迫されたほか、金やプラチナの値動きを眺めた追随売りや、弱かったユーロ圏の経済指標(4月消費者信頼感指数)を受けた売り圧力から下げ幅を拡大し、終値では2週間ぶりの安値に戻してこの日の取引きを終えた。
国内のパラジウムはマイナスに転じた海外相場安を映して続落。買取では1gあたり3,110円(-49円)と、3営業日続落し、6日相場以来およそ2週間ぶりの安値に値戻しました。
《4月現在のパラジウム相場価格推移(買取)》
04/23 3110円 (-49円)
04/22 3159円 (-5円)
04/21 3164円 (-22円)
04/20 3186円 (+11円)
04/17 3175円 (+38円)
04/16 3137円 (+10円)
04/15 3127円 (-27円)
04/14 3154円 (-37円)
04/13 3191円 (+54円) ※最高値
04/10 3137円 (+32円)
04/09 3105円 (-49円)
04/08 3154円 (+27円)
04/07 3127円 (+33円)
04/06 3094円 (+38円)
04/03 3056円 (+5円)
04/02 3051円 (+43円)
04/01 3008円 (+6円) ※最安値
本日までの4月のパラジウム相場平均価格:3126円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:30現在の金相場は1トロイオンス1187.65ドル、パラジウムは757.90ドル、為替は1$120円05銭前後の値動きで推移しております。