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【金相場】週末4日のNY金相場は、インフレヘッジ目的としての買いが支えとなり反発。中心限月の2月限は1トロイオンス1807.80ドル(+3.70ドル)と、小幅ながらプラス圏に転じて取引きを終了。米労働省が朝方発表した1月の雇用統計が予想以上に堅調な結果となった事を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げに動きやすくなるとの見方から、米長期金利が上昇し、外国為替市場では対ユーロでドルが買われる中、金は相場を圧迫され序盤は軟調となった。しかし、インフレ高止まりへの根強い懸念や、地政学的リスクの高まりを背景にリスクヘッジ手段として金が買われ、午後にかけてはプラス圏に反転した。
国内の金相場は、堅調な週末のNY相場や円安要因から値を伸ばし3日続伸。買取ベースでは1gあたり7,330円(+34円)と、1月26日相場以来およそ2週間ぶりの高値となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
02/07 7,330円 (+34円)
02/04 7,296円 (+27円)
02/03 7,269円 (+13円)
02/02 7,256円 (-9円)
02/01 7,265円 (+21円)
01/31 7,244円 (-37円)
01/28 7,281円 (-48円)
01/27 7,329円 (-51円)
01/26 7,380円 (+12円)
01/25 7,368円 (+47円)
10日間の金相場平均価格:7,302円/g
【パラジウム相場】週末4日のNYパラジウム相場は、ドル高進行や週末を控えた持ち高調整売りに押され続落。中心限月の3月限は1トロイオンス2290.70ドル(-27.00ドル)と、売り優勢で取引きを終了。1月米雇用統計の改善から米国長期金利が上昇したほか、外国為替市場ではドル買い・ユーロ売りが進行。ドル建てのパラジウムは割高感が意識され序盤より軟調となった。また、先行きの供給不安から、先週まで連日で急騰し約5ヶ月半ぶりの高値水準で推移していた事もあって、週末を控えた持ち高調整売りや、軟調な米国株も相場の重しとなった。ただ、ウクライナ情勢への警戒感から供給逼迫を不安視する見方も強く、売り一巡後はやや買い戻される展開となった。
国内のパラジウム相場は、週末のNY相場の値動きを映しマイナス圏で推移。買取では1gあたり9,334円(-77円)と、3日続落しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
02/07 9,334円 (-77円)
02/04 9,411円 (-104円)
02/03 9,515円 (-6円)
02/02 9,521円 (+50円)
02/01 9,471円 (-105円)
01/31 9,576円 (-55円)
01/28 9,631円 (+242円)
01/27 9,389円 (+660円)
01/26 8,729円 (+171円)
01/25 8,558円 (+148円)
10日間のパラジウム相場平均価格:9,314円/g
10:45現在の金相場は1トロイオンス1815.90ドル、パラジウムは2300.35ドル、為替は1$115円30銭前後の値動きで推移しております。