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【金相場】23日のNY金相場は反発。中心限月の6月限は1トロイオンス1194.30ドル(+7.40ドル)と、前日の安値反動や、ドル高の後退を受けた買いに支えられプラスに転じて取引きを終了。この日の金相場は、前日におよそ3週間ぶりの安値圏まで値を下げた反動から、安値拾いの買いに相場を支えられたほか、発表された米の経済指標(週間新規失業保険申請件数・3月新築住宅販売件数)が、それぞれ冴えない内容となった事から、ドル安を背景に金は買われ上昇した。また、中国の4月HSBC製造業PMI速報値、ドイツとユーロ圏の4月製造業およびサービス業PMI速報値が軒並み低調な内容となった事から、世界景気の先行き懸念が浮上し、逃避目的の買いも入り一時1200ドル圏内まで上昇する場面もあった。その後は、ドルの値動きに合わせやや上げ幅を縮小したものの、この日はプラス圏で取引きを終えた。
国内の金相場はプラスに転じた海外相場を映して小反発。買取ベースでは1gあたり4,921円(+2円)と、ほぼ横ばいながら小幅に値を上げ反発しました。
《4月現在の金相場価格推移(買取)》
04/24 4921円 (+2円)
04/23 4919円 (-40円)
04/22 4959円 (+42円)
04/21 4917円 (-24円)
04/20 4941円 (+18円)
04/17 4923円 (-27円)
04/16 4950円 (+31円)
04/15 4919円 (-34円)
04/14 4953円 (-50円)
04/13 5003円 (+40円)
04/10 4963円 (-11円)
04/09 4974円 (-32円)
04/08 5006円 (+9円) ※最高値
04/07 4997円 (+7円)
04/06 4990円 (+34円)
04/03 4869円 (-2円)
04/02 4958円 (+63円)
04/01 4895円 (-9円) ※最安値
本日までの4月の金相場平均価格:4952円/g
【パラジウム相場】23日のNYパラジウム相場は反発。中心限月の6月限は1トロイオンス769.90ドル(+14.0ドル)と、大きく値を下げた前日の反動買いや、ドル安を背景に買い戻され、プラスに転じて取引きを終了。前日に2週間ぶりの安値まで値を下げた反動から、この日は序盤より買いが先行した。また、発表された米経済指標の、週間新規失業保険申請件数や、3月新築住宅販売件数がそれぞれ低調な内容となった事から、外為市場ではドルが主要通貨に対して軟調に推移。ドル建てのパラジウムは割安感からも買われ上げ幅を拡大した。また、金をはじめ他貴金属が堅調に推移したほか、ギリシャ問題の楽観的見方の強まり、原油相場の上昇がプラス材料となり、一時770ドル超まで上伸する場面もあった。その後は、利益確定売りや、ドルの動きに合わせ上げ幅を縮小するも、プラス圏を維持してこの日の取引きを終えた。
国内のパラジウムは、前日の海外相場が上振れた事を映して反発。買取では1gあたり3,143円(+33円)と、昨日の下げた反動から大きく戻し、4営業日ぶりにプラスに転じました。
《4月現在のパラジウム相場価格推移(買取)》
04/24 3143円 (+33円)
04/23 3110円 (-49円)
04/22 3159円 (-5円)
04/21 3164円 (-22円)
04/20 3186円 (+11円)
04/17 3175円 (+38円)
04/16 3137円 (+10円)
04/15 3127円 (-27円)
04/14 3154円 (-37円)
04/13 3191円 (+54円) ※最高値
04/10 3137円 (+32円)
04/09 3105円 (-49円)
04/08 3154円 (+27円)
04/07 3127円 (+33円)
04/06 3094円 (+38円)
04/03 3056円 (+5円)
04/02 3051円 (+43円)
04/01 3008円 (+6円) ※最安値
本日までの4月のパラジウム相場平均価格:3127円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:50現在の金相場は1トロイオンス1193.35ドル、パラジウムは769.40ドル、為替は1$119円53銭前後の値動きで推移しております。