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【金相場】週明け7日のNY金相場は、インフレの高止まりに対する懸念やウクライナ情勢の緊張を背景に買われ続伸。中心限月の4月限は1トロイオンス1821.80ドル(+14.00ドル)と、1月26日相場以来およそ2週間ぶりの高値で取引きを終了。インフレの高止まりを背景にインフレヘッジとしての金の魅力が増し買いが先行した。また、ウクライナ情勢の緊迫化を背景にリスク回避目的から金を買う動きも旺盛で、相場は一時1822.30ドルまで上伸する場面もあった。一方、米利上げ加速観測が強まる中、為替市場では対ユーロでドル高の流れとなった事で上値を抑えられる展開となった。
国内の金相場は、堅調な週明けのNY相場を映し4日続伸。買取ベースでは1gあたり7,369円(+39円)と、1月26日相場以来およそ2週間ぶりの高値となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
02/08 7,369円 (+39円)
02/07 7,330円 (+34円)
02/04 7,296円 (+27円)
02/03 7,269円 (+13円)
02/02 7,256円 (-9円)
02/01 7,265円 (+21円)
01/31 7,244円 (-37円)
01/28 7,281円 (-48円)
01/27 7,329円 (-51円)
01/26 7,380円 (+12円)
10日間の金相場平均価格:7,302円/g
【パラジウム相場】週明け7日のNYパラジウム相場は、ここ最近の急ピッチでの相場上昇に対する利確売りが出やすかった事でマイナス圏での値動きに。中心限月の3月限は1トロイオンス2260.10ドル(-30.60ドル)と、3日続落して取引きを終了。この日は外国為替市場ではドルがユーロに対して上昇した事を受け、ドル建てのパラジウムは割高感が意識され相場を圧迫された。また、ここ最近の急ピッチでの相場上昇に対する利益確定売りも出やすかった。ただ、ウクライナ侵攻の構えを見せるロシアに対し、欧米が経済制裁に動くとの観測が依然として根強く、売り一巡後は買い戻され相場の下支えとなった。
国内のパラジウム相場は、週明けのNY相場の値動きを映しマイナス圏で推移。買取では1gあたり9,196円(-138円)と、4日続落しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
02/08 9,196円 (-138円)
02/07 9,334円 (-77円)
02/04 9,411円 (-104円)
02/03 9,515円 (-6円)
02/02 9,521円 (+50円)
02/01 9,471円 (-105円)
01/31 9,576円 (-55円)
01/28 9,631円 (+242円)
01/27 9,389円 (+660円)
01/26 8,729円 (+171円)
10日間のパラジウム相場平均価格:9,377円/g
11:25現在の金相場は1トロイオンス1826.80ドル、パラジウムは2268.50ドル、為替は1$115円39銭前後の値動きで推移しております。