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週末24日のNY金相場は反落。中心限月の6月限は1トロイオンス1175.00ドル(-19.30ドル)と、中心終値では先月19日相場(1169.00ドル)以来およそ5週間ぶりの安値で取引を終了。この日の金相場は、序盤より売りが先行し軟調に推移。開催されたユーロ圏財務相会合ではギリシャへの融資実行の結論先送りを決定するなど依然として根本的解決には繋がらなかったものの、市場では楽観的見通しの強まりを受け米欧の株式相場が軒並み買われ上昇。株高に押される形で金は相場を圧迫され売りが広がった。また、原油相場がおよそ4ヶ月ぶりの高値からマイナスに転じた事や、週末を前にした持ち高調整的な売りが出た事もあって相場は一時1170ドル近辺まで下げ幅を拡大する場面もあった。その後は安値拾いの買い戻しや、翌週に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、利上げ時期をめぐる当局の姿勢を見極めたいとの思惑から下げの勢いは弱まったが、終値では直近の安値を下抜いておよそ5週間ぶり(3月19日相場来)の安値で週末の取引を終えた。
今週5営業日の金相場は、値を上げた日が2日(21日・23日相場)、値を下げた日が3日(20日・22日・24日相場)と、発表された米の経済指標内容や、ドルの値動きに連動する形で売り買いまちまちとなったが、全体的には売りが優勢で推移。週末終値(1175.00ドル)では、前週17日終値(1203.10ドル)に対して、1トロイオンス-28.10ドル(-2.3%)と、2週連続マイナスで越週。また、5営業日(4月20日~4月24日) の金平均価格は1トロイオンス1190.60ドルとなり、週間5営業日の値動きは以下の通り。
《NY金相場 週間の値動き(4月20日~4月24日)
04/20 1193.70ドル (-9.40ドル)
04/21 1203.10ドル (+9.40ドル)
04/22 1186.90ドル (-16.20ドル)
04/23 1194.30ドル (+7.40ドル)
04/24 1175.00ドル (-19.30ドル)
※前週2日相場比:1トロイオンス-28.10ドル(-2.3%)
5営業日の金平均価格:1トロイオンス1190.60ドル
国内の金相場は大きく反落。先週末24日の海外相場が値を下げた事を映し国内金相場も軟調に推移し、買取ベースでは1gあたり4,835円(-86円)と、先月18日相場以来およそ1ヵ月半ぶりの安値へ調整されました。
《4月現在の金相場価格推移(買取)》
04/27 4835円 (-86円) ※最安値
04/24 4921円 (+2円)
04/23 4919円 (-40円)
04/22 4959円 (+42円)
04/21 4917円 (-24円)
04/20 4941円 (+18円)
04/17 4923円 (-27円)
04/16 4950円 (+31円)
04/15 4919円 (-34円)
04/14 4953円 (-50円)
04/13 5003円 (+40円)
04/10 4963円 (-11円)
04/09 4974円 (-32円)
04/08 5006円 (+9円) ※最高値
04/07 4997円 (+7円)
04/06 4990円 (+34円)
04/03 4869円 (-2円)
04/02 4958円 (+63円)
04/01 4895円 (-9円)
本日までの4月の金相場平均価格:4946円/g
10:50現在の金相場は1トロイオンス1182.40ドル、為替は1$118円97銭前後の値動きで推移しております。