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【金相場】【金相場】週末22日のNY金相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅利上げ観測が重しとなり4日続落。中心限月の6月限は1トロイオンス1934.30ドル(-13.90ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。パウエルFRB議長は前日のオンライン会合で、5月の連邦公開市場委員会(FOMC)では0.5%の大幅利上げ実施を検討すると明言。FRBが積極的な利上げ姿勢を強める中、金利を生まない資産である金商品は投資妙味が薄れ、売られやすい地合いとなった。また、対ユーロでのドル高進行もドル建てで取引される金の割高感を強め軟調となった。一方で、インフレヘッジの金買いに加え、ウクライナ危機や米利上げ加速が景気減速を招くとの警戒感を背景とした逃避需要としても金は根強く、売り一巡後は下げ幅を縮小する展開となった。
国内の金相場は、売り優勢となった週末のNY相場を映し3日続落。買取ベースでは1gあたり8,720円(-91円)と、マイナス圏での値動きとなりました。インフレ高進や、地政学リスクの高まりから金は価格水準を切り上げ、年初来では+1,461円(+16.7%)と、現在一段高で推移中。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
04/25 8,720円 (-91円)
04/22 8,811円 (-6円)
04/21 8,817円 (-43円)
04/20 8,860円 (+2円)
04/19 8,858円 (+15円)
04/18 8,843円 (+83円)
04/15 8,760円 (+63円)
04/14 8,697円 (+33円)
04/13 8,664円 (+82円)
04/12 8,582円 (+87円)
10日間の金相場平均価格:8,761円/g
【パラジウム相場】【パラジウム相場】週末22日のNYパラジウム相場は、中国のロックダウンや長期金利の上昇を受けたドル高加速に押され続落。中心限月の6月限は1トロイオンス2376.30ドル(-43.90ドル)と、売り優勢で取引きを終了。ロックダウンが続く上海市は22日、外出制限などの感染防止策を再び強化すると発表。感染者数が高止まりして中国の経済活動が鈍るとの警戒感から、パラジウムは時間外取引より安寄りした。また、米連邦準備理事会(FRB)がインフレの抑制のため積極的に金融引き締めを進めるとの観測から、ドルが対円やユーロで上昇。ドル建てで取引されるパラジウムの割高感が意識されたほか、金融引き締めが米景気を冷やすとの警戒感も相場の重荷となった。一方、長期化するウクライナ紛争により、引き続き需給逼迫への先行き不安も根強く、売り一巡後は買い支えられる場面もあった。
国内のパラジウム相場は、利確売りに押された週末のNY相場を映し続落。買取では1gあたり10,522円(-445円)と、マイナス圏での値動きとなりました。中長期的な需給逼迫への警戒感から現在パラジウムは高騰中。年初来から本日までにgあたり+2,668円(+25.3%)と、価格水準を大幅に切り上げて推移中。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
04/25 10,522円 (-445円)
04/22 10,967円 (-72円)
04/21 11,039円 (+220円)
04/20 10,819円 (-110円
04/19 10,929円 (+297円)
04/18 10,632円 (+11円)
04/15 10,621円 (+264円
04/14 10,357円 (-38円)
04/13 10,395円 (-451円)
04/12 10,846円 (-83円)
10日間のパラジウム相場平均価格:10,713円/g
14:50現在の金相場は1トロイオンス1927.55ドル、パラジウムは2308.75ドル、為替は1$128円54銭前後の値動きで推移しております。