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【金相場】13日のNY金相場は、冴えない内容となった米の経済指標を背景に大幅続伸。中心限月の6月限は1トロイオンス1218.20ドル(+25.80ドル)と、先月6日相場以来およそ5週間ぶりの高値で取引きを終了した。早朝に発表された米の経済指標(4月小売売上高)が市場予想を下回り、前月比横ばいにとどまったことを受けて、景気減速懸念が浮上。米の利上げ時期の後ずれ観測が意識された事から、外為市場ではドル売り・ユーロ買いが進行し、ドル建ての金相場は割安感から買われ急伸した。その後も、原油相場の上昇や、最近の世界的な国債売りの流れを受けた安全資産としての需要も重なり上げ幅を拡大。中心終値では前日比+2%超と、およそ5週間ぶり(4月6日相場来)の高値で取引きを終えた。
国内の金相場は急伸した海外相場を映して大幅続伸。買取ベースでは1gあたり4,977円(+55円)と、月初来高値を上抜き、先月13日相場以来およそ1ヵ月ぶりの高値となりました。
《直近10営業日の金相場価格推移(買取)》
05/14 4977円 (+55円) ※最高値
05/13 4922円 (+23円)
05/12 4899円 (-10円)
05/11 4909円 (+30円)
05/08 4879円 (-20円)
05/07 4899円 (+24円)
05/01 4875円 (-57円)
04/30 4932円 (+13円)
04/28 4919円 (+84円)
04/27 4835円 (-86円) ※最安値
直近10営業日の金相場平均価格:4905円/g
【パラジウム相場】13日のNYパラジウム相場は2営業日続伸。中心限月の6月限は1トロイオンス789.40ドルと、前日比4.25ドル高(+0.5%)で取引きを終了。この日のパラジウムは、買いが優勢となった前日の相場を引き継ぎ序盤より買いが先行。また、発表された米の経済指標(4月小売売上高)が、低調な結果となった事を受け、外為市場ではドルが下落。ドル建てのパラジウムは他貴金属同様に急伸した。一方、個人消費の伸びが鈍化したとの見方から自動車販売の減少観測や、ドイツの第1四半期GDP(速報値)が予想に反して低調な内容となったほか、ユーロ圏の3月鉱工業生産が前月比・市場予想を共に下回りマイナス成長となった事もあり、790ドル超まで上昇した後は利益確定売りに押され上げ幅を消化した。ただ、その後も堅調地合いとなった金やプラチナの値動きを眺めた追随買いや、原油相場の上昇が支援材料となり、結局この日もプラス圏を維持して取引きを終えた。
国内のパラジウムは海外相場では上伸したものの、為替が円高に振れた事から反落。買取では1gあたり3,208円(-10円)と、小幅ながらマイナスに転じました。
《直近10営業日のパラジウム相場価格推移(買取)》
05/14 3208円 (-10円)
05/13 3218円 (+5円)
05/12 3213円 (-59円)
05/11 3272円 (+75円)※最高値
05/08 3197円 (-38円)
05/07 3235円 (+54円)
05/01 3181円 (±0円)
04/30 3181円 (+27円)
04/28 3154円 (+17円)
04/27 3137円 (-6円) ※最安値
直近10営業日のパラジウム相場平均価格:3200円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:00現在の金相場は1トロイオンス1214.25ドル、パラジウムは785.40ドル、為替は1$119円20銭前後の値動きで推移しております。